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母親フィルターが邪魔をする


子供の悩みは尽きないもの

家庭教師を15年以上務め、様々な親子に寄り添ってきた私ですが私にも“母親フィルター”が度々発動します。

よくある話ですが、
知らない人が「失恋した〜」と涙していても心は揺れませんが自分や大切な人が「失恋した」となるといてもたったもいられなくなりますよね?

それと同じで
「我が子のことになると思考回路がおかしくなってしまう」のが母親フィルターの思考回路です。

今回は“母親フィルター”が発動してしまった時の
対処方法をお伝えします!


母親フィルターかかっているかも!?

「それ、本当?」と問いかけてみる

子育てや教育について幻の常識が沢山あります。
例えば、「我慢は大事」とか「スポーツさせた方が良い」などなど。
母親フィルターにかかってしまうと、これらの幻の常識に囚われてしまいます。

例えば、「一つやめたらやめ癖がつく」と言う幻の常識ですが、本当でしょうか?問いかけ方法はご自身の経験を思い出してみてください。
ピアノを習っていたけど楽しくなくなってやめた。と言う経験。その時やめたことを後悔していますか?
やめたいと思っていたけど我慢して続けていた経験。その頃の自分に会えたらなんと声をかけてあげますか?

正解は一つではないです。しかし、幻の常識とご自身の経験だったら、確実に経験の方が価値があります!周りの声ではなく、ご自身の声の方向に進んでいくことがお子さんにとってベストなんです。

私の経験は価値がない。と感じるママには

ご自身の経験からご自身で何が大切なのか問いかけてみた時に
「私の選択は間違えだからよく分からない」
「私の経験には価値がないから・・・」
そんな風に感じるお母さんは“自己肯定感が低い”のです。そして自分に自信のないお母さんはご自身のお子さんにも自信がない傾向があります。お友達はよく見えて、我が子のことは欠点ばかり目についてしまう。そんなお母さんですね。

家庭教師で指導していても、お子さんが一つの教科で点数が上がったとしてもそこに目を向けず、前回と同じ点数の科目にばかり目を向け「他の科目も点数をあげないとね」と言うお母さんがいます。

人はよく見える所も欠点に見える所もあります。どちらを見るか、そしてその基準はご自身のものであるか。と言うことが重要となります。

まずは、お母さんが自分自身を認め、受け入れ、許すことから始めましょう。

全ての選択は正しい。と言うことを知る

全ての経験は財産となります。成功もそうですが、失敗も重要な経験です。”母親フィルター”の代表例として「〇〇したらその子の将来は△△になる」と言う一本道しかなくて、その道を外れたら人生がそこから崩れていってしまうような感覚になったりします。

やめるも経験。
続けるも経験。
経験は財産。
そう考えると、全ての選択が正しいんです。

子育てで後悔しないために

子育てでは「あの時に〇〇していれば良かった」と思う方もいますし、将来後悔したくない!と思っている方も多くいるかと思います。

後悔しないために重要なことは
迷ったらお母さんの本心を優先する!です。

例えば、習い事をしようかしないか考えた時に、子供のためを考えたら習わせたい。しかし、本音ではお金も時間もそんな余裕ない。となった場合、お母さんの本音を採用しましょう!

どうせ後悔するならば、自分の人生を一番優先にしましょう!この世の中は人の為にとみんなが犠牲になるより、みんなが自分の為にとみんなが幸せになった方が良いんです。「子供のせいで」と言うことは子供を加害者にしてしまう表現です。子供を加害者にしないように、自分の人生を最優先に生きましょう!

「親子の相談室」やっています!

様々な親子を見てきた、私が勉強から親子関係、親子の様々な問題にお話をさせていただく「親子の相談室」をやっています。

一般論ではない、あなたとお子様のためのアドバイスさせて頂いております。まずは一度相談してみませんか?

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