【終了】とうもろこし(ミルキースイーツ) 7/27更新
やっと雄穂(頂点のワサワサ)が出てきました。
よく見る白いひげモジャモジャの雌穂はまだ出てきていません。 とても糖度が高い品種なので、絶対に成功させたいのですが……こいつには…トウモロコシには、「アワノメイガ」という天敵の害虫がいます。
昨年、はちゃめちゃに食い散らかされた宿敵です。
なんとか抗うべく、今年は雄穂に台所用の生ゴミ受けネットを被せ、卵を産み付けられないようにしてみました。(効果がなかったら悲しみが溢れる)
草丈は150センチくらい、あと30日くらいで収穫かなー
結局、アワノメイガがくるのが嫌すぎて、いくつか雄穂を切りました(笑)さらにカバーもつけるという厳重体制でトウモロコシを見守っています。
そんな矢先、
雌穂キターーー\(^o^)/
↑こういうブログ特有のやつちょっとやってみたかったんです(笑)
モジャモジャの雌穂がチラリズムしておりました。
あとは、今週末にやろうと思ってますが、雄穂が咲いて、花粉が出まくっていたら、雄穂を切り取って、パサパサと人工受粉しようと思います。結構粉まみれになるんですよ。
実は雌穂のひげの一本一本は、それぞれ雌しべなんですね。
ひげの一本に花粉がつくいて、受粉すると、やっとトウモロコシの一粒になるわけです。
そうなんです。我々が普段食べているトウモロコシは何百という果実の集合体なんですねー。
だから均一に受粉させるために結構頑張ります。受粉できないところは歯抜けみたいになりますから。
あとはアワノメイガだけなんとかなれば……また雌穂にも生ゴミ受けネットつけるかもしれないです。
そろそろ受粉をしようかなーなんて見てたら、下の方にも白いモジャモジャが!
2番花がついていましたー。
トウモロコシは、一本につき、一本の収穫を目指すので、2番花は取ってしまいます。
根元からネジ切るようにグリリと回すとボキャリと取れます。いい果実に栄養を残して他を取ってしまうことを摘花といいます。
たくさんもぎとれましたー。
これはヤングコーンとして美味しくいただきます。
皮を剥いてー
3分ぐらい茹でるか、めんどくさかったらレンジでチンです。ポキポキおやつのできあがり。
思ったより甘くなかったかなー。次は何か味付けして食べることにします。
あ、肝心のトウモロコシの方は、だいぶ雌穂がもじゃもじゃになってたので、雄穂を刈り取って人工受粉をしました。
バサバサ振ります。
雄穂を残しておくと、アワノメイガが匂いに釣られてやって来て、雄穂に卵を産み付けます。
その幼虫が、茎を下へ下へと食い荒らし潜っていき、実を食い荒らされます。
ちいちゃい穴の侵入跡が茎にあったら要注意です。
今年はやられないといいなー
また4本くらいヤングコーンが出来たので、魚焼きグリルでローストしてみました。こっちの方がおいしい!醤油をささっとかけていただくと風味も抜群です。
……ついについにやつが来てしまいました。
アワノメイガ!
ちょっとグロテスクすぎるので、事後の写真をあげてます。
穴が空いているのを最初に発見。
そのまわりにおがくずのような、穴を掘ったときに出るカスが大量に付着していました。
それを見たときに…あ、やつだ。と
穴にハサミを入れて、中の幼虫をブスリしました。
さらにえぐり尽くした写真がこれです。
いやー。支柱で支え直したけど、無事に収穫できるかなー。
7/17ついに収穫の時
おひげが完全に黒くなったのを見計らって収穫でございます。
とはいえ、びびりなので、ちゃんとてっぺんまで実がつまっているのを確認
いやん。スケスケにちゃんと入ってるのが見えた(笑)
収穫!
しっかりいいのが取れたー。
早速ラップに包みレンジで500w5分チン。これが一番おいしい気がする。
食べてみたらめっちゃ甘かった🐱でも、晴れの日の翌朝が一番甘いと思います。まだまだあるから、後日実験してみよう
…その後、すべての株から収穫できたはできたのですが………
中にはこんなのも……なんでだろう。しっかり太くて充実した株ほど歯抜けが多かったので、受粉失敗したか、実が充実するときに雨等が足りなかったか。
来年の課題でございます。
そして、全体の収量はこんな感じなのですが!!
取り遅れて固くなってました( ;∀;)
トウモロコシの収穫適期は3日しかないんだそうです。美味しいトウモロコシを逃してしまった……
なんだかんだ全部食べました(笑)
来年に向けて課題が残る結果となりましたが、今年のトウモロコシはこれで終了です。アワノメイガ被害ゼロ!
収量12本くらい!
来年もがんばる!