オプションや設定変更の楽しさを語る話
新しいゲームを始めたり、新しい電子機器を入手したりしたとする。
さて、最初にやることはなんでしょうか。ゲームを進めること? 新しい体験を満喫すること?
いや違う、オプションや設定変更画面を開くこと、これに尽きる。
それくらい僕はオプションが好きなのです。
何が好き、と聞かれても難しいんだけど、僕にとってオプションや設定画面は「その体験をより楽しむための最適化」であり、「それ自体がひとつの楽しみ」という感じで。
自分がやりやすいように設定を変えることは、その対象を積極的に楽しむための第一歩なのです。
ゲームが起動したらまずオプションを開く。
「なるほど、このゲームはこんな感じのオプションなんだな。結構細かく設定できそうだ」「この項目は何のことを言ってるのかまだわかんないな」「このゲームはあっさりした設定しかないんだな」
もはやこの時点でちょっと楽しい。
そしてプロローグが終わり、一通りシステムや操作を理解したところでまたオプションを開く。
すると当然ながら最初に理解できなかった項目もわかるようになっている。
このあたりで気になった項目を一通り試してみる。
「おっ、これはやっぱりこっちのほうがいいな」「うわあ、結構操作感が変わるな」「これはもうちょっと進んでから考えよう」
うん、楽しい。
なんならオプションだけでちょっとした成功体験すら得られると思ってます。
項目として設定されている範囲でしかいじれないとはいえ、自分の好きなようにプレイ環境を変えられたときには嬉しくなってしまう。
最近のゲームはオプションの種類も豊富なので、それだけで楽しめるまである。
いやちゃんとプレイもしますよ!
たまにSNSなんかに「〇〇のゲームのこういう仕様やめてくれ!」みたいな書き込みがあったりするけど、「いやそれオプションから変えられるで!」なんて心でツッコんだりしている。
極端な話だけど、設定可能な項目を知らないということはそれだけでプレイ体験の悪化に繋がることもありえるんじゃないかな。
そこから来ているのかはわからないけど、仕事で使うソフトなんかでもそういったカスタマイズをするのが好きで。
他の部署に影響するものはさすがに変更が利かないようになっているが、部署内で使うPCやソフトに関しては、使いやすいように設定を変えたり追加したりすることもあります。
いろんなゲームや機器の設定などを見ていると、仕事で使うソフトなんかも「これどうにかして変えられそうだな」なんて思えてくる。
なるほど、ゲームで得た体験をリアルに昇華するっていうのはこういうことか(違う気もする)。
ともあれ、僕は何に関してもそんな感じでなるべく楽に使いやすくなるように設定を変えることが好きです。
少なくともPCのオプションや設定などを触るのが苦手、という人よりは得をしているんじゃないかな。
ゲームの進化につれてオプションが進化しているのも目に見えてわかるのもいい。
昔のドラクエなんて、メッセージの表示速度しか変えられなかったからね。
今後どんなオプションが出てくるのか、そこを考えるだけでも今後のゲームが楽しみになりますね。
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