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GARNET CROWの美しすぎる歌詞をご紹介します①

僕はGARNET CROWという音楽グループが大好きで
彼らのデビューから解散までGARNET CROWとともに過ごしてきました。
(一時期離れたこともあったけど…)

どこが好きかっていうと
曲や歌声ももちろん大好きなんだけど
GARNET CROWで忘れてはいけないのが「歌詞」。

GARNET CROWは全曲AZUKI七さんという方が作詞をしていて
この歌詞がもうほんとに素晴らしいのです。


GARNET CROWは僕が小学生(2~3年生くらいかな?)のときにデビューして、社会人になったあたりで解散になったので
まぁ学生時代には概ねGARNET CROWを聴いて育ったという感じ。

一番多感な時期によく聴いてたっていうのもあると思うけど
「日本語ってこんなに綺麗なんだ…!」
なんて感動しながら聴いていたのを未だに覚えています。


というわけで、今回は
そんなGARNET CROWの素晴らしい歌詞を
フレーズで区切っていくつかご紹介してみたいと思います。

ちなみに曲数が150を超えているのもあって
魅力ある歌詞を全部紹介するのは無理なので
厳選に厳選をした上で何回かに分けてご紹介できればなあとも思ってます。

とりあえず第1回、いってみましょ。


夏の幻
想うだけで胸が熱くなれた奇跡の途中
願うだけじゃ届かぬくらい
こぼれ落ちそうな気持ち抱いた
GARNET CROW『夏の幻』

僕がめっちゃくちゃ好きな曲の
さらにめっちゃくちゃ好きなフレーズ。
「誰かを想っている」ということを、こんなに美しく表現することができるのか…!と。

多分GARNET CROWの中でもトップクラスに有名な曲だと思うので、聴いたことある人もいるんじゃないかなと。
ぜひ歌詞を読みながら聴いていただきたいです。

ちなみに個人的には『secret arrange ver.』のほうが好きです。
ベストアルバムなんかに入ってるのはだいたいこっち。


呼びなれた名前何度も
二人しかいない部屋で ちゃんと呼んでくれる
ただ そんなことが
暖かく響く 何よりも甘く be aware
見えない気持ち 信じてしまいそう
GARNET CROW『call my name』

名前は唯一無二のかけがえのないものであり
ただ名前を呼ぶだけで相手に気持ちが伝わることもある。

相手が自分を想ってくれていることがわかる。

そんな「名前を呼ぶ」という行為の大切さが伝わる歌詞になってます。良き。


一足先に旅立ってた君へ
「行かないで」って呟いてみる
届かないって知ってるから
安心して今日だけは 泣けるから
GARNET CROW『永遠に葬れ』

(タイトルは「とわにねむれ」と読みます)

これはめちゃくちゃ衝撃を受けた歌詞のひとつ。

ここまで喪失感をかき立てられる歌詞を、少なくとも当時の僕は知りませんでした。

当然というかなんというか、曲もすごく物悲しくて寂しいんだけど
全体として見れば、ただ嘆き悲しんでいるだけじゃなく
悲しみながらも前に進んでいこうとする強さのようなものも感じ取れます。すごい。


世界の何処にいたって僕らは
星屑よりも小さくて
そして大きすぎる夢もみれる
GARNET CROW『Jewel Fish』

サビの中でサラッと流されがちのワンフレーズですが
改めて読んでみるとすごくいい言葉。

タイトルのジュエルフィッシュというのは熱帯魚の一種で
稚魚のときは体の斑点が目立つものの
成魚になれば全身を紅く輝かせる美しい魚になるそうです。

一見あまり目立たなくても、いつか輝きを放つことができる。
そんな意味も反映されてるのかもしれませんね。


いつか宇宙を自在に旅する日も
同じことでやっぱり つまづいちゃうんだろう
キュッて胸が切なくなったり
すぎてく過去を懐かしんでみたり
GARNET CROW『wonder land』

これもほんとにそうだよなあと。
多分どれだけ月日が流れて、どんなふうに世界が変わったとしても、人間って多分いつまでもこんな感じなんだろうなあ。

まぁもしそれがなくなっちゃうと
ロボットみたいな無機的なものになってしまう気がするので
個人的には人間にはそういう気持ちが残っていってほしいなあと思います。


ちなみに、上の歌詞は2番の歌詞なんですが
1番の同じ部分である

「目には見えない強い絆なんて
 求めちゃうから きっと 辛くなってくんでしょう?
 愛は他人に守られないよ
 たとえ壊すことは出来ても」

っていうのもちょっと考えさせられる歌詞ですね。


ほんの少しの感動も 君と二人で感じたら
大切なものが ほら また一つ増えていくみたいで
すれ違うこともあるし 馴れ合う事もあるけど
君のいない日々なんてもう 想像する事も出来ない
GARNET CROW『二人のロケット』

わりとシンプルかつダイレクトな歌詞だけど
それだけスっと入ってくるいいフレーズだなと思います。

なんか結婚式とかプロポーズの言葉にもできそうな感じですよね笑

このあと

「いつかはすべて忘れて
 消え去る瞬間が来るのなら
 なおさら愛しいよ」

という、ちょっと儚さや無常さみたいなのも感じられる流れになってます。
こういうのもGARNET CROWらしいっちゃらしいですね。


望まなければ失わないのに
求めずにはいられないよ
どんな未来がこの先にあっても
GARNET CROW『夢みたあとで』

最後はザ・GARNET CROWのこの曲。
多分一番有名な曲であり、GARNET CROWのほぼ全曲を作曲しているボーカルの中村由利さんが初めて作曲した曲であり、発表までに何年も温められた秘蔵の一曲。

いつか失ってしまうとわかっていても求めてしまう。
この先に何があろうと今は夢を見ていたい。
人間の強さと弱さが合わさったようなフレーズとなっています。

僕はこの曲のMVが大好きで昔よく見てました。
公式からフル尺の動画が挙がっているのでぜひどうぞ!

ちなみにサビの入りから、タイトルもよく『夢をみたあとで』とか『ユメヲミタアトデ』とか書かれてますが、『夢みたあとで』が正解です。
今日はこれだけ覚えて帰ってください!笑


こんな感じで、これからもたまに大好きなGARNET CROWの歌詞を紹介していきたいと思います。

GARNET CROWを知らない方も、GARNET CROWが大好きな方も
ぜひ一度(改めて)GARNETワールドに足を運んでみてはいかがでしょうか。


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