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ふるさとをかたる①|とっても雑な「 横須賀 」案内

ゼロの紙さんの記事を読んでいたら、何やらふるさとについて書きたくなりました。

ゼロの紙さんの記事はこちら ↓ ( 勝手に紹介しています。すみません。)

プロフィールにも書きましたが、横須賀出身です。

ということで、ふるさと、横須賀について書きたいと思います。いろいろあるので、何回かに分けて書きます。なので、今回は①。

よこすか海軍カレー

さて、横須賀といえば、「 カレー 」( なのか?)。正式には、「 よこすか海軍カレー 」です。

カレーの街よこすか」というカレーによる地域活性化において、重要な役割を果たしているのが、海上自衛隊。というか、「カレーで地域活性化を図ろう」というアイデアは、海上自衛隊側からの提案であったよう。

まさかの、海上自衛隊が言いだしっぺ。

しかし、このカレーは、「 海軍割烹術参考書(かいぐんかっぽうじゅつさんこうしょ)」に載っているレシピを再現したという、手の込んだもの。詳しくは ↓

海軍割烹術参考書のレシピをもとに、現代に復元したカレーが「よこすか海軍カレー」なのです。 原則的なルールを守った上で、各店舗では特徴を生かした味の海軍カレーを提供しており、45店(平成28年9月現在)のカレーが「よこすか海軍カレー」として認定されています。カレーの街よこすかでは、栄養バランスを考慮し、サラダと牛乳を必ず添えることが提供の際のルールとなっています。

カレーの街よこすか加盟店公式WEBサイト

JR横須賀線横須賀駅前の「スカレー」

ただ、どうでしょう? 世間的に、どのくらい知れ渡っているのかなあ。
「 横須賀、といったらカレーだよね!」
「カレーといえば、よこすか海軍カレーだよね!」
という話はあまり聞いたことがないような。


「 スカジャン 」と「ドブ板通り」

実際には、横須賀のモノで、もっとも有名といってもよいのが、「 スカジャン 」+「 ドブ板通り 」。

スカジャンとは。あの背中にド派手な柄の刺繡がしてあるジャンパーのこと。

スカジャンを着たパグ

そして、ドブ板通り。スカジャンはじめ、アメリカ海軍関係者向けの土産物店や、軍人さんたち相手の飲み屋などが軒を連ねる商店街です。

子どもの頃は、ドブ板通りを通行するのは勇気がいったというか、かなりドキドキしながら通ったように憶えています。怪しい店が多かったんですよね、当時は。

完全に大人が楽しむための街で、子どもは通ってはいけない雰囲気が漂っていました。今はだいぶ健全な街に生まれ変わりましたけど。

ああそう、かすかな記憶ではありますが、肖像画を描くお店が多かったような。

写真館もありましたが、やっぱりドブ板通りというと、肖像画の店。いまだに数軒残っているようです。あの、肖像画を扱う店があるというのは、やっぱり他の街にはない独特の景色です。


東京湾唯一の無人島「猿島」

「 猿島 」へは、横須賀港( 三笠公園 )から船で行きます。東京湾で唯一の無人島。

無人島」という言葉の響きに魅力を感じる人が多いのか、横須賀市内でも最も人気のあるスポットです。最近では、『天空の城ラピュタ』感がスゴいと評判になっています。

確かに。もとは軍の要塞( というほど大きくない )として整備された島。苔むした古いレンガが、い~い雰囲気を醸し出しています。

東京湾唯一の無人島 猿島

海軍の施設がそのまま残されていて、島全体がとってもフォトジェニックなんです。弾痕などもあり、本当に軍の施設だったんだなと

猿島の「専門ガイドツアー」というのがあるのですが、

要塞猿島を象徴する明治の軍事史跡として、是非見ていただきたいのがこの地下壕です。切通しの中程にあります。この地下壕は正確には砲側弾薬庫と呼ばれ、壕の上方に据えられていた加農砲と呼ばれる巨大な大砲の弾丸を一時保管する部屋でした。ただ、注意が必要なのは、貴重な史蹟とあって普段は施錠されており、専門ガイド同行の時だけ入れるという点です。

猿島ガイド協会

ガイドさんが同行しているときにしか見られない史跡があるらしいです。


横須賀港

アメリカ海軍基地の港に浮かぶ潜水艦

横須賀といえば、軍港。アメリカ海軍の航空母艦が配備されていることで有名です。

調べてみると、「ミッドウェイ」「インディペンデンス」「キティホーク」「ジョージ・ワシントン」「ロナルド・レーガン」と錚々たる面々が横須賀港に配備されています。

子どものころは、ミッドウェイだったなあ。風の噂で、「ミッドウェイが来てるってよ」と伝え聞くと、近くで横須賀港をよく見降ろせる山( 按針山 )に登って、見に行ったっけ。


横須賀といえば「 トンネル 」

横須賀、というか三浦半島へ行ったことのある人には納得していただけると思いますが、「 トンネル 」がホントに多いんです。

京急線だと、金沢八景駅から先、JR横須賀線では、逗子駅から先のエリアになります。高速道路でも横浜市の端( 朝比奈 )あたりから先は、完全に山の中を走ることになりますよね。

まさに、トンネルとトンネルの間に駅があり、街がある。

トンネルで町おこし、という話もあったような。

京急安針塚駅

駅のホームの向こうはトンネル、なんて光景もよく見かけます。

JR横須賀線の田浦駅は、電車が止まると丸々 1 両分トンネルの中になります。そこだけ、ドアも開きません。その車両に乗っていた人は、必然的に田浦駅では降りられません。

トンネルとトンネルに挟まれていて、駅が短い為、電車の先頭車両と2両目の一番前のドアが開かない「JR田浦駅」。そんな田浦に、トンネルに見立てた食べ物(トンネルグルメ)があると聞き、早速お店に行ってみました。

号外NET 横須賀市・三浦市

なんで、そんなとこに駅つくったんだか? 不思議。


そして、JR横須賀駅

JR横須賀線の横須賀駅は、「 駅構内に階段が一段もないこと 」でも知られています。

JR横須賀駅

駅舎はちょっとノスタルジックな。

もともと、横須賀線は軍需物資を運ぶ線だったとのこと。それが、階段のない駅の作りになったんだと。

なので、本当に海( 港 )の近くにある駅です。

たぶん、津波とかあったら、一発で水没する。

さて、ここまで横須賀の紹介をしてきましたが、いかがだったでしょうか?

まだまだ、書きたいことがたくさんあるので、改めて記事にしていきたいと思います。

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。


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