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高3クソガキ文字を書く。30日目 解けゆく長野マジックと侍ジャパンpart7

視界いっぱいに広がる青い空と白い雲、深緑の山々、里山を再現した棚田や畑。耳をすませばひぐらしをはじめとする蝉たちの声や水路を流れる水のせせらぎが聞こえてくる。肌で感じる真夏の太陽と滴る汗。もうワクワクが止まらない。スマホ片手にこの景色の記録を残そうとする手がなかなか止まらなかった。思えば幼い頃からこういった自然に囲まれた場所を見ると心の奥がふわっとするような感覚がする。他の景色や出来事では起こらない。この時だけの固有の昂りらしい。

素人のそれっぽい文はこのくらいにしてと、最高でした。めちゃめちゃ綺麗でした。僕以外の観光客は数えるくらいしかいなかった。もうウキウキしちゃって。これ確実に時間忘れるやつだからバスに間に合うようにアラームをセットして歩き出しました。少し歩くと水車小屋があって、近くからだったり後ろ回ってみたりいろんな角度から見て写真撮りました。あと可愛いアマガエルもいた。そしてその先にはロケ車が止まってて。なんか地方の番組のロケかなって。特にカメラ回してなかったので通り過ぎて少し歩くと曲がり角で少し先の休憩できそうなスペースから来たと思われるスタッフとタレント?さんが!名前は出さないけど普通に有名全国規模。番組も親でも僕世代でも一発でわかるやつ。急展開。あまりの出来事に驚いて目ぇかっぱらいて狭い2メートルくらいの道幅ですれ違い。ええ!マジか...マジかーええー、ってなってたら少し先にの道をニホンザルの群れが横断し始めてさらにええっ!慌てて写真やら動画を撮って。今もうこの1、2分の間に情報量が多すぎる。前方に猿、後方にロケ、左斜め前に仲良しカップル。に,逃げ場がない!まぁ逃げてないんだけど。とりあえず猿が通り過ぎるまで景色の写真を撮って時間をつぶしました。しかし猿がいなくなったと思って進むと道の両サイドで普通にご飯食べたり毛繕いしあったり。なんだよお前ら、可愛いな。意を決して先に進みつつさらに近くで毛繕いやらお食事シーンの動画や写真を撮らせていただきました。野生の猿に会ったらじっと目を合わさないように、やったら襲われると、試したことのある父の教えを守り(無事でした)、目を合わせないようにスマホだけ猿に向けて下目遣いでカメラを覗きながら歩く僕はかなり滑稽だったと思います。猿の次はひまわり。一番の見頃はやや過ぎてしまったかもしれないけれどやっぱり綺麗。ひまわり迷路なんてものもあったけど時間の都合で断念。すると先ほどセットしたアラームが、まだまだ見てないところがたくさんある!サンクチュアリとかよくわからんけどすげえ行きたい!だけど、仕方なく引き返しました。すると再びロケが!さすがに通り過ぎるわけにゃいかんので回り道して戻って公園のアンケートに協力してお礼にウェットティッシュもらって絶対また来たいという思いを胸に帰りのバス停に向かいました。

第七章 朝ドラのロケ地でもあるんだとさ 完

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