4/11の滴り「だいきほの奇跡よ・・・②」
本日はだいきほのことばっかり考えているので細かく連投しそう・・・。
だいきほといえば、私はお披露目公演の
「ひかりふる路 ~~革命家マクシミリアン・ロベスピエール~」が大好きなのです。
今でも「今」という二人のデュエット曲を聴くと泣けるし、
ラストの場面も思い出すだけで胸がしめつけられるくらい。
で、このタイミングでひかりふるの実況CDを聴いて目を潤ませていますよ・・・。
普通、宝塚ではショーの実況はCD化されるが、芝居の実況がCD化されることはなく、これは大変珍しい例であります。
理由としてはこの作品の音楽を作ったのが
フランク・ワイルド・ホーン氏であることはもちろんだけれど、
やはりこの二人の歌声が良い楽曲をよりクオリティの高いものにしてくれ、
劇団としてもこれを残さないわけにいかないと思ったに違いない、と勝手に思っていますぜ。
この作品の中で全ての観客が度肝を抜かれたきほちゃんの歌がある。
「葛藤と焦燥」という場面。
革命をすすめ暴走していくロベスピエールに対し、彼の暴走を自分が食い止めなければと歌うヒロインのマリアンヌ、二人の掛け合いの歌。
私たち観客がビックリしたのは
力一杯歌ってる中で「愛した人を殺すなんてできないわ~」と叫ぶように最大級の声量を使うところ。
なに!?このすごい声!と思ったら即座に「いつの日か輝いて~」とやはり力強い歌が続いてゆく。
うそや・・・・普通なら息止まるぞ・・・。
だいもんも相当な声量でいつも驚かされるけれど、きほちゃんは娘役で常に高音で歌わなければならず、なのに不自然な裏声なしにこの難しい曲を歌い続けていて。
これが外部で活躍しているミュージカル俳優だったら「すごい」と思うだけなんだけれど、きほちゃんはこの時研5(入団5年目)ですよ・・・・。
この場面は誰もが真彩希帆の歌のすごさに鳥肌を立てたと同時に、だいもんの相手役は彼女しかいないと思わされた、宝塚史に残る名歌場面だと思います!
その場面はこちら。
ぜひきほちゃんのすごさを聴いていただきたいです。https://www.bilibili.com/video/av32790510/
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