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浅く広くは繋がれない?

都会には沢山の人がいる。
けれど、大人になってから友達を作るのは難しい。
友達ほしさに「タバコ吸おうかな…」なんて考えたこともある。
職場の喫煙室がなにやら楽しそうだったからだ。
とはいえ、度重なる課税で最早タバコは高級品である。
なので”ヨモギ煙草”なる物を自作しようかな?と考えてもみた。

「どんな人間関係がいいかな?」と考えて思うのは、
普段はSNSでゆるく繋がり、時々オフ会で集まってあう。
みたいな感じが丁度いいのかなと思う。
ゲームとか特定の趣味のある人とか、推し活してる人や、
特定の事に凄く詳しい人とか、アウトドアな趣味の人は
そういう人間関係を作れているんだろうなと見てて思う。

「自分にもいつかファンクラブやコミュニティに入りたいと
 思えるほどリスペクトできるものが見つかるかな?」
と淡い期待を抱きながら、アニメやYouTubeを見まくってきたが
残念ながら私にそういう出会いは訪れなかった。
…というより、私の習性的に難しいのだろうと思うようになった。
何故なら、私の興味の中心が全体像の把握にあるからだ。

仕事にせよ趣味にせよ兎に角、全体的な概要というものが
気になって仕方がない。そして”逃げ道”を常に探している。
私はお金以外の敗者復活のチャンスがある事に感動を覚える。
「YouTuberいいね」と思う一番はそこだ。
金がなくとも、学歴がなくとも、体力がなくても何とかなる!
そういう道が世の中に何パターンかあってもいいと思うのだ。

仮に上手くコミュニティに入れたとして、何らかの縛りがあると
厳しいんだろうなと思う一方、縛りがなければ何も出来ないとも思う。
となると、外的要因の側に縛りがあれば良いのだ。
例えば、政治とか選挙とか、丁度いい題材だと思うがどうだろう?
全体像の把握に皆が興味を示す分野だと思う。

私は最終的にはデジタル民主主義の導入が良いと考えているが、
今すぐ導入してもガッカリされて終わりだろうと見ている。
どう参加すればいいかの分からない人達は困惑するだろうし、
”権力の流動化”に抵抗する人達だって当然あらわれるだろう。
冷静に考えれば恩恵を受ける人達の中にも、”立場の切換”が頻繁に
なることに頭の切換が追い付かない人も出てくるかも知れない。

デジタル民主主義が導入されて暫く経った時点で
”声の大きい人”になるのは、恐らく全体像の把握が出来る人間だろう。
だから、今から世の中とか世界に感謝しないといけないと思うし、
ユーモアとか愛嬌とかがないと、理不尽だけど安定をもたらすタイプに
負けてしまうんだろうなとも思う。

要するに”権力の流動化”が始まった時に、それを受け入れて
権力の流動化を安定させてくれる人達に好かれる事が大事なのだろう。
その為には、少しずつ口説き落としていくしかないのかも知れません。
人間というのは、よく知っている相手に好感を持ちます。
私の目に映る世界を、率直かつ分かりやすく発信していこうと思います。

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