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おはなし会おわりに

今回は初の日曜日開催。
そして場所はお世話になっている「衣食住眠」さんをお借りしました。

今回のテーマは「グルテンフリーについて」

グルテンフリーを食生活に取り入れてる方、グルテンフリーをこれから食生活に取り入れてみたいという方、腸の調子が悪いのでグルテンフリーを始めてみたいという方が参加してくれました。

いつものように穏やかに会がスタート。


今回は、当店が販売している「こめこのかけら」のご試食と衣食住眠さんのハーブティー。大人珈琲をお土産に。

さらに、お米の食べ比べも行いました。

「ゆきひかり」と「ななつぼし」を見比べ

用意したのは「ゆきひかり」という品種のお米。
アレルギーやアトピーがある方はご存知だと思いますが、ゆきひかりという品種のお米は、昭和59年に北海道で栽培されていた昔のお米の品種で、現在北海道では約1%しか栽培されていない貴重なお米です。


粘り気が少なくあっさりとした味わいで、タンパク質も他の品種より少ないのが特徴です。ゆめぴりかなどのもっちりとした粘り気のあるお米を食べ慣れている方はもしかすると物足りない。あまり美味しくないと感じるかもしれません。

ですが、このお米は「米アレルギー」を起こしにくく、アトピー性皮膚炎の改善にも効果があるとされています。腸の悪玉菌を減らす性質があり、その性質がアレルギーを抑えるメカニズムとして働いていることを北大の准教授らが解明したとされています。また、ゆきひかりを食べると、バリアとして働く腸の粘液が保たれ、血液中にアレルゲンが取り込まれにくくなり、結果的にアレルギーを抑制する効果も見られたと言われています。


つい説明が長くなってしまいました、、


その「ゆきひかり(今回は精米歩合58%)」と「ななつぼし」のミニおにぎりを今回食べ比べていただきました。
さらに、こめこのかけらも「ゆきひかり」で作ったものと、通常販売しているものを食べ比べていただきました。

参加された方からは

「ゆきひかりのお米の方があっさりしている」

「ゆきひかりの粒が小さいから口の中で粒を感じる」

「ゆきひかりは好き嫌いが分かれそうだけど私は好きです」

「ゆきひかりの米粉で作ったこめこのかけらはパリパリしていて美味しい」

など、たくさんのご感想をいただきました。
食べる機会はあまりないお米だとは思いますが、興味のある方は一度食べてみていただきたいです。

米アレルギーをお持ちの方は少ないと思いますが、ふと、米アレルギーの方にとって、グルテンフリー生活をすることはさらに大変なことなのだろうと思いました。
誰にとっても、安心して食事ができる未来。
米アレルギーをお持ちの方の選択肢も少しでも増えるように、商品開発していきたいと思いました。

初試みの食べ比べ、楽しんでいただけた様子でホッとしました。

「衣食住眠」さんの店内


その後は、グルテンフリーを意識した食生活をされているという衣食住眠のオーナー、秋田さんからもおはなしをいただきました。
食生活を少しでも変えることにより、生活が豊かになること、睡眠の質も変化すること。実体験を元に話してくださり、食生活は様々なことに影響しているのだと感じました。

小麦を摂取できる方は、グルテンフリーを難しく考えたり、神経質になりすぎず、小麦を米粉に置き換えて調理してみる。パンをお米に変えてみる。という意識から少しずつ初めてみること。
たまにはパンも食べてもいいのです!美味しいパン屋さんたくさんありますからね。
食は楽しむ美味しくが一番です!

今回も食を通した皆さまとの交流は本当にいい時間でした。

また次回も皆さまのご参加をお待ちしております。




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