恩は、次世代に繋げるべきだ

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◇◆恩は、次世代に繋げるべきだ◆◇


みなさん、こんにちは。

「かわいい子には旅をさせよ」という言葉があります。

今回ご紹介する映画(  奇跡の2000マイル(字幕版) )は、その「旅」がテーマです。どちらかというと自分探しの旅という印象でした。

観光旅行ではなく砂漠を横断するという過酷な旅なんです。

何か秘めた目的があるのかと思ってみたのですが、少し生い立ちが複雑な主人公だったから?としか言いようがない内容でした。

父親は破産し、母親も早くに亡くなっています。姉もいます。

過酷な旅に立ち向かうにも関わらず、それを実行に至る思考過程が映画の演出において、かなり削げ落とされています。

原作も日本では翻訳されていないので情報が少なすぎました。

映画を観ただけの感想は、厳しい自然環境を旅してきたものだけがわかる心境があるということなんでしょうが、それが何かもあまり伝わってきません。

映画の評価が高かったのに、観終わった私自身の感想があまりにもショボく残念感が半端ありませんでした。

この旅に同行するカメラマン役が、スターウォーズ のカイロ・レン役のアダム・ドライバーさんだからアマゾンさんも協賛したのか?と勘ぐってしまった次第です。

オーストラリアの砂漠が舞台なので映像美としての見応えはありました。

旅の後半の老夫婦の親切さや、アボリジニなど所々に人々の親切な場面が心打たれます。

若者というのは、このように周りの大人が支えるから大きく育つというメッセージは素晴らしかったです。(このような受け止め方をするしか本作の良さがイマイチわからない)

たとえその若者(施しを与えても)から見返りが無くても、私のような中高年以上の者は、若者を支える存在なんだということを悟らされた印象です。

だから若い諸君は、私たち中高年以上に見返りをする必要はないんです。

その代わり、あなた達が歳を取ったら次の世代の若者の世話をしなさいよということなんでしょう。

本作品が海外で評価されているのは、その辺りのメッセージをうまく表現していたからかもしれません。

白人さんたちというのは、私たち東洋人が考えている以上に次世代に託す思いが強いのかもしれません。

では、またお逢いしましょう。


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