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「平等、聖職者」の愛が理解できなかった理由とは

最近、見た映画からの話。

今回ご紹介する作品は、「 トリコロール / 白の愛(字幕版) 」です。

以前にご紹介した「 トリコロール/青の愛(字幕版) 」の連作にあたる作品です。

この映画、好き嫌いが別れるんじゃないのかな〜〜というのが見ている途中から思いました。

内容は、フランスに移住したポーランド人男性を中心にしており内容も別れた女性への未練が主題になっているからです。

前回同様、フランス国旗に込められたトリコロールの意味から内容を探ってみました。

白色 = 平等、聖職者

となっていました。

本作では、聖職者は出てきていません。しいていえば、平等の愛をテーマにしていたと思うのです。

しかし、どうしても違和感があるのです。

フランス人というのは、日本やアメリカに比べ性への解放が緩いらしいです。(個人的見解です)

ですから日本やアメリカ人からすれば浮気にあたるのも、その場の愛?や恋?ならどうやら大目に見られるらしいというのが最近の私の印象なんです。(あくまで個人的見解です)

ですから、本作の女性が旦那の性的不能を理由に離婚をするというのは当然の権利であるというのはよく分かります。

そのあたりの感覚を理解しても、別れさせられた元旦那がしつこく別れた元妻に電話をしてしまうのもまあだ理解できます。

理解出来ないのは、別れた妻は妻で電話越しに元旦那にセックスでいくときの声を聞かせるというのはかなり変態チックだな〜〜と50を過ぎたおじさんの私ですら思ったからです。

しかもポーランドに戻った元旦那は違法に近いレベルで不動産業で成功し、その成功した資金を使って元妻を騙し牢獄に入れることで他人とセックスさせない環境を作り上げる(あっ、そういうことか!。この時点で聖職者の意味も込められていることに気がつきました。)のです。物語の最期に牢獄に入れられた妻が手話らしきするシーンを見て、元夫が泣くのです。

文学的といえば文学的ですが、、、、、なんだかな〜〜と日本人である私なんかは思ってしまうのです。

まあ世界にはいろいろな人がいるし、愛の表現というの千差万別というのも分かります。

しか〜〜し、理解できるか?と言われれば正直「う〜〜ん、同意できかねる」というのが本音です。

物語として、青の愛の方が音楽と合わさることで高尚感も出て好感が持てました。

白の愛は、人間の嫌な面も見せられた感じがします。だからこそ、アートに仕上がっているとも言えます。

そういう意味で、好き嫌いが別れる作品になっていると思います。

今日は、この辺りで終わりにしましょう。

最期までお読みくださって感謝します。


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