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「浪費マインド」を抑えるための考えかた。

①概念を再掲

A資産の増え方
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資産=(収入-支出)+(運用資産×利回り)
収入・・・基本は労働による収入
支出・・・生活するうえでの経費
運用資産 × 利回り・・・投資による利益
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B支出の抑え方
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i 非モテ道・・・非モテであれば交際費が浮きます。支出を抑えることができます。
ii 実家道・・・家賃を浮かす、という点で支出を減らせます。食費の面でもメリットがあるかも。
iii インドア道・・・アウトドアな活動を減らすことですね。インドアな趣味を増やしていく。
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いままでご紹介してきた、重要な概念を上の2つに再掲しています。

Aの式は、資産を増やすには、収入と支出の差額を理解して、適切に投資することの重要性を説いています。ちまたの資産運用理論でも、よく登場する式ですね。


Bの概念は、完全に僕オリジナルというか、僕の人生経験を反映させたものです。Aの「支出」をおさえるための方法論の軸です。

②消費の意欲の落とし方

上のBの概念は、僕のオリジナルです。僕個人の人生経験が反映されてしまいます。もっと、より一般的な概念まで落とし込むことができれば、もっと一般化できると思っています。

ようするに「支出を落とし込むことについてのマインドセット」を把握すること。しかしけっこう、これは難題で。それができれば、誰も困らないから。ついつい支出が増えてしまうから、困っているわけです。

いろいろと考えついた結論から。要約して書きます。

「マーケティングに流されない。はやりものに乗らない。ものの価値を見極めてから購入する」。このことが、支出を究極的に落とすことができる概念です。そして、この概念の派生形が、僕にとっては冒頭のBに該当すると思っています。

③ものの価値を見極める、とは

「ものの価値を見極める」と簡単に書いていますが、実際にはすごく難しい。みんなが実践できたら、世の中で損をする人がいなくなりますからね。なかなか、現実には上手くいかないものです。

そうはいっても、実践する基本となる理論はある。「なるべくモノを安く仕入れて、なるべく高く売る」のが、商売の原則です。モノを購入するときにも、その原則を大切にしています。

「なるべく安く仕入れる」という原則が頭にあるからなのか、僕は昔からジャンク品の類が大好きでした。新品と比較すると、どうしてもジャンク品の値段は下がります。値段が下がっても、僕にとっての「そのものの価値」は新品とさほど変わらず。だって自分で加工すればよいわけですから。安く仕入れて、自分で便利に加工する。その生活サイクルが回ると、いろいろ捗ります。

モノやコンテンツを購入するときも、同じです。言い方は悪いかも知れませんが、大きなブームが過ぎ去り、誰も手を付けなくなったようなコンテンツを堪能するのが大好きです。

現在進行形ではやっているモノは、どうしても流通における広告費が高く乗ります。自分の手元に届くころには、けっこうな中間マージンが乗っているわけですよ。当然ながら、マーケターの方々は、購入を煽るような手法をとる。その煽りの意図するところを、汲むようにしましょう。「あ、いま自分、営業を受けている」と悟るようにしましょう。不思議なくらい、物欲が消えます。

④お得なコンテンツの購入の仕方

さきほどまでの内容を踏まえて、いざコンテンツを買うときのコツを伝授しましょう。なんてことはない、単純なやり方です。

さきほど申し上げたとおり、はやりモノに目をつけない。ものの潜在的な価値はあるが、市場で評価されなくなってきているモノを狙って購入する。株式投資でいうところの、ファンダメンタル投資のイメージです。悪い言い方をすれば、ハゲタカファンドのような手口。「株式市場からの評価が悪く、株価が安く放置されている銘柄を買い漁る」ような手法です。

大きなブームは過ぎ去り、すでに「下火」になったコンテンツを購入して楽しむのです。株式投資でもなんでも、人気の絶頂の銘柄ですと、非常に値段が高くつきます。ある程度ブームがさり、下火になった状態であれば、値段も下がって購入しやすくなります。

またもう一つのメリットとして、周りの評判を、自分の評価に織り込む余地が生まれます。流行っている状態で皆と一緒に購入すると、熱狂しているために正しく価値を算定できません。その点、いくらか熱が冷めた状態であれば、レビューというか、そういう評価を調査できます。本当によいサービスなのか、よいコンテンツなのか、見極める余力ができますからね。

デメリットをお伝えしようと思ったのですが、さほど無いのですよね。しいて挙げるとすれば、一つだけです。それも大したデメリットじゃありません。「周りの人と、コンテンツを通じた共同体験ができない」ということ。「あのドラマ、面白かったよねー」といった日常会話が、成立しにくくなります。この共有できる喜びを捨てることができれば、うまく購入の衝動をコントロールできることでしょう。

⑤まとめ

現在進行形で、はやっているものには、あえて手を出さない。

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