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もう一つの可能性

結論から申し上げますとついに、物件決まりました!!!!(6月中旬)
ちょっと長くなりそうですがそこに至るまでの経緯をざっくり書いていこうと思います。
*細かい数字に関してはあえて触れずに行こうと思っています。オープンできたら「キッチンづくりのロードマップ」的な感じでまとめたいな。

行き詰まってからのもう一軒


第一候補であった物件の問い合わせの返信がこないまま2ヶ月が過ぎた5月下旬。思うように進まない焦りや不安のピークを過ぎもはや「今じゃないってことなのかなぁ」と思い始めていました。そんななかで「そういえばまだあたってない不動産屋さんが近所にあるんだよな」とふと思い出し、お出かけついでにふらっと寄ってみることにしました。

思わぬ手応え

目につく場所にあるのにまだいったことがなかったのは一応訳があり、ネットで見る限り物件取扱数が少なめな地域密着タイプの不動産屋さんだったため。他の地域密着型の店舗で「その内容ですとご紹介できる物件はありません」とはっきりお断りされてしまったこともあり、正直そこまで期待はしていなかったのですが(大変失礼)“もしかしたら”の可能性が捨てきれず。
しかしいい意味で予想が外れ、予約してないにも関わらず親身に話を聞いていただき、「レンタルキッチン」について自ら調べてくださったり質問してくださりとても寄り添った対応に内心浮かれておりました。

理想的な間取りと場所

その場で「改装可能か?」「レンタルキッチンとしてしようできるか?」を確認していただきなんと2件も候補が!それだけでもかなり嬉しい。
どちらも予算はオーバーぎみでしたが自宅からアクセスしやすく駅チカ。ワンルームで備え付きのキッチンの後ろ側に広い空間があるので間取りも作業場として使いやすい。とりあえずお金のことは置いといて内見することに。

ここがいいなぁ

よくよく調べてみると1件(家賃安めな方)は用途地域が第1種中高層住居専用地域。2階以下であれば可能なのですが惜しくも3階だったので候補から外します。
もう1つの物件へ。一応住居用のマンション?なのですが1階にはお弁当屋さんや美容室、他にもサロンとして営業していたりとで入りやすい雰囲気。
以下実際に見た感想です。


メリット

  • 駅チカ(最寄駅徒歩6分)、近場にコインパーキングあり(荷物多いレンタルキッチン利用者に嬉しい)

  • 店舗利用している人がすでにいるので管理人さんに理解がある(そして管理会社がおそらくこの不動産屋さん)

  • 作業しやすそうな間取り

  • 広い!(家賃が上がっているから当たり前ではあるけれどいままで7畳くらいの物件を見てきたので余計にそう感じた)

  • 部屋が明るく雰囲気がよい(入った瞬間ここがいいなと思った)

  • 通りから見えそうな位置に大きな窓があるのでポスターとか貼れそう

  • 角部屋かつ下がボイラー室のため、そこまで音を気にしなくても良さげ

  • コンセント多め

こっち側包装スペースにしたいな〜
備え付けミニキッチンは狭いけどシンク設置して作業台置くのであまり気にしてない

デメリット

  • 家賃が高い!!!!(家賃&共益費の時点で予算+6,000円、かつ事務所利用のため消費税がかかります)

  • 室内洗濯機置き場がないのでミニキッチンの入れ替えor手洗い場の設置が必須(改修費が高く付く)

  • 部屋は2階だがエレベーターなし(荷物多いとちょっと大変)

上記からも分かる通り、予算オーバーにもかかわらずかなり盲目的にこの物件を気に入っている私がいました。極めつけは不動産屋さんから「シンク取り付けの業者はおきまりですか?もしよければうちと関わりがあるところに見積もりもお願いできますが…?」当たり前ですが普通に生活してたら工務店さんとのつながりなどなく、今まではネットに画像を乗せ匿名で複数へ見積もりをお願いするサービスを利用してました。断る理由がありません、よろしくお願いいたします。

一時クールダウン

この時点ですでに借りる気まんまんになっていましたので、一旦現実に戻るためレンタルキッチンとして収入が得られなくても今の収入で本当に維持ができるのか金銭面の見直しをします。一応この時点で今の生活から少し削れば維持できなくはないと判断。(後に更新費用や火災保険、引落手数料を考えると意外とふくれ、ギリギリのラインに)

また、こちらの物件で菓子製造許可が取得可能か改めて保健所に問い合わせを行います。これが通らなければ借りる意味がなくなります。

第三者の意見も聞きたかったので友人たちにも相談しました。基本やりたい!といったことを全肯定で応援してくれちゃう人たちなので(京都で一日カフェやりたいといったら関東からきて一緒にオープンしてくれちゃう。本当にいつもありがとう。)今回も背中を押しつつ、ちゃんと現実に目を向けさせてくれました。
「利用者はどのくらいで、どれだけ利益が期待できるのか」「維持できるのか」について一緒に考えてもらった結果

  • とにかく知ってもらうことが大事SNSで繋がりを作る

  • HPづくり

  • 情報掲載サイトへの掲載

  • 需要者数の事前把握 などが必要だという結論に。

需要の事前把握が一番知りたいところですが方法が思いつかなかったため、とりあえず色んな人の経験談がしりたい!と思って実際にレンタルキッチンを運営し、キッチン運営のサポートなども行っている方に連絡を取り、無料個別相談が受けれることになりました。色んな人の予算や費用、こんなことに気をつけた、どう言う理由で場所選びをした云々やこんな場合もあるのか!みたいなことが聞きたかったのですが「人や場所状況によってピンキリ」という回答が多く私個人的には得られるものが少なかったです。
あくまで無料でお話させていただいた範囲なのできちんと対価をお支払いし仕事として相談するのであればまた違うと思います。

トントン拍子に

色々調べるうちにいつもの「やってできないことはない」という気持ちになり始めていた頃、不動産屋さんづてに管理人さんから「ミニキッチン入れ替えるよりユニットバスの給排水を利用して(壁に穴開けて通して)あらたにシンクつけたほうが安いのでは?」という提案をいただき立ち会いのもと実際に工務店さんに見積もりをしてもらうことに。賃貸って壁に穴開けていいんだ…????(もちろん許可と原状回復必須)

見積もりの結果やはりキッチン入れ替えより新規でシンク設置のほうが総合的に安く済むとのこと。
設置費用自他はミニキッチンを交換<新規でシンク設置のようです。しかしミニキッチンはもともと取り外しに向いてないため外すときに周りの損傷が激しいこと、再設置時に元通りできるか(できなかった場合丸々買い直すことになってしまう)と外したあとの保管場所問題等々を天秤にかけ新規にシンク設置の方向で進めることにしました。(こちらの原状回復費は意外と安かったです。壁に穴開けるのに。)

一番の懸念であった保健所的にこの物件はどうなのかという部分ですが、直接窓口でも相談し、いろいろありましたがなんとかなりそう。ここまでそろったら進むしかないということでせっかくなの工場の図面(仮)までその場で作ってきました。

ということで申し込み、審査を経て無事にこの物件に決めました!!!!!

ざっくりしたスケジュール

7月中旬 契約開始、改修工事など
8月中旬 菓子製造許可取得→工房として始動
9月中  レンタルキッチン プレオープン
10月1日          本オープン

こちらを目標に動いていきたいと思います。

そして一番の課題である集客、認知のために

  • 6月23日よりInstagramにて「100日後にレンタルキッチンをオープンする週末のお菓子屋さん」の投稿(毎日投稿できる自信ないので何日分かまとめて投稿するかも)

  • 7月中にHP公開(随時更新)

  • クラウドファウンディング(お金を集めるためというよりはこんなことやってるよっていう宣伝のために。決して損にならないようなリターンにしたいです)

に取り組んでいきたいと思います。
健康第一、本業優先、遊びにも行きたい(願望)なので思うようにいかないこともあるかもしれませんが見守っていただけますと幸いです。

今後もまとめや詳細はnoteに、リアルタイムに近い進捗状況はInstagramにという感じで更新していきますのでフォロー、いいねいただけたら嬉しいです(*´∀`*)




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