ムチが嫌い、というお話。

久しぶりに更新します。
昨日体験した笑える(嗤うしかない)できごとについての話。
フェイスブックで「神社へ行こう!」とかいうコミュニティに入っていたんですが、時節柄というか、案の定「靖国神社」に関する投稿が多いわけで、非常に辟易していたわけです。
「少しは歴史を学びましょうよ…」という文言とともにその旨を投稿したところ、沸くわ沸くわ有識者(笑)の皆様が。
 
賢明な方なら先刻ご承知のように(というか、少し調べればわかる通り)、靖国は古来からの神社などではありません。
明治政府が捏造したカルト新興宗教・国家神道の施設であり、極めて政治的な存在です。
ついでに言うと、「神社本庁」なんていう団体は公的な省庁でもなんでもない、単なる(国家神道の系譜の)民間団体です。
 
で、件の有識者の皆様は口々にコメントするわけですよ。
曰く、
 
「靖国神社が神社って言ってるんだから神社だろ」
「ウィキペディアにも神社って書いてありますよ」
「戦没者の魂が祀られているからお参りします」
 
云々。
中でも「アンタ優勝!」と思ったコメントがこれ。
 
「靖国神社が神社じゃなかったらなんだというんですか!変なイデオロギーを持ち込まないでください!」
 
いや、もうね。ここまでくると見事としか言いようがないです。
だって、考えてもみてくださいよ。
靖国こそが「変なイデオロギー」の象徴そのものなんですよ。
ちなみに、「靖国神社 コスプレ」で検索すると、心底クオリティの低いコスプレの画像が山ほど出てきます。
靖国を神社だと思ってお参りする、なんて人は、はっきり言ってあのコスプレ軍団と同類だと判断せざるを得ません。
戦前の洗脳、幻想から何一つ進歩していないのです。
私は「ムチ」が大嫌いです。
「無知」ではなく「無恥」が、です。
知識なんていうものは、入力すれば良いだけなのでなんの問題でもありません。
問題なのは、無知であることの自覚すらないまま過ごすことの方です。
いくらでも調べる手段はある現代で、あえて無知であり続けることを選択する「無恥」こそ、まさに恥じるべきだと思います。
 
もう一つおまけに言うと、靖国に参拝してる国会議員の面子を見てください。
昨日も高市早苗や萩生田光一あたりのいつもの面子ですよ。
日本大嫌いなツボ反社組織の犬が靖国行ってるのに、なんで自称愛国者()の皆様が激怒しないのか不思議で仕方ありません。
 
 

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