小さき世界の住人達

私達は、自分が今生きている世界が、
世界の中心だと思う時がある。

思い浮かべて欲しい。

学校や部活動、塾、会社、貴方はそこだけが自分の世界だと思っていないだろうか？

しかし、実際はどうだろう？

一度外を見てみて欲しい。

広大な世界、たくさんの価値観、
コミュニティーが無数に存在する。

今、貴方が生きている世界が貴方の世界の中心になっていないだろうか？

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「この場所が私の世界の中心だ。」

小学校から高校まで、私は常にそう思っていた。

友達から嫌われたくない、部活動の先輩とも仲良くならないといけない。

この世界では、常にその様に考え生活していた気がする。

今になって思うと、自分の性格を偽っていたと思う。

この世界で生きていける様に誰からも嫌われないように無難に生きていたのだ。

しかし、高校卒業後、大学のために上京した私は思い知らされた。

世の中はこんなにも、色んな価値観の人間がいて、たくさんのコミュニティーが存在するのだと。

高校までは、あの閉鎖的な空間の世界が自分の中心だった。

しかし、どうだろう？

一度、外を見渡してみれば、たくさん世界が広がっているのだ。

今いる場所が、貴方の世界の中心になっていないだろうか？

貴方がその世界で生き辛いと思ったり、居心地が悪いと思うのならば、ただ単に、その世界での話ではないだろうか？

断言する。

貴方を必ず受け入れ、貴方が生きやすいと思う世界、居心地がいい世界はどこかに必ずある。

だから安心して欲しい。

だって私たちは、こんなにも大きな星の住人なのだから。