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「子育て」は、子に育てられること

わたしには3人子どもがいます。

末っ子が今年20歳になるので、まあちょっとひと段落、といったところです。


3人も子育てしてえらいねぇ。

なんて以前はよく言われました。

ま、両腕に一人ずつ抱きかかえたり、抱っことおんぶを同時にしたりなんてことは当たり前で、それでも手が一本足りないわけですから^^;
それはそれは凄まじい日々があったことも確かです。

大きくなってきても、小学生・中学生・高校生と一人ずついる時なんかは、学校行事の掛け持ち、提出書類の山、それぞれの年齢層の課題・問題は常に複数個。
大変じゃなかったのかといえば、大変だったのかもしれないけれど。

彼らは生物学上わたしの子どもだし、身の回りの世話はしたし、一応社会的な「親としての責任」も果たしてきたつもりです。



でもわたしは「子育て」をした覚えはないのです。
育ててもらったのはわたしの方だと思っています。
「子育て」という言葉にはずっと違和感を持ったままです。

彼らはわたしとともに「家庭」を作ってくれる仲間であって、同士であって、わたしがたまたまリーダー的立ち位置だっただけ。

そんな認識で今も昔も彼らと付き合っています。


だからネット上での発信を始めて10年になりますが、「子育て論」を発信したことはたぶんないんですよね。
子どもが可愛い~、とか面白い~とかはあるけど。


でもそろそろ、わたしの中でも制限を取っ払ってもいい頃かな、と思いました。
なにしろもうみんなオトナになりましたから。

こんなわたしの「子育て論」でも、誰かの参考になったり希望になれることがあるのなら。

ポツリポツリとでも書きしたためていこうかと思います。


わたし自身の記録のためにも。


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