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文武両道であれ!

今回は部活を頑張る高校生や大学生に読んでもらいたいなっていう内容。
とくに、この春、スポーツ推薦で高校に進学した次男君にも。
伝えたいことはタイトルそのまま。

高校の部活といえば、まさに青春。
それぞれの目標に向けて日々努力を積み重ね、試合本番に全力で戦う姿には心打たれる。
この点は大学生についても同じ。

ただ、前提として認識しておかなければならないのがある。そこでスポーツができるのは、その大学の学生であり、その高校の生徒であるから、その部活に所属しているからであるということ。それが何を意味するのか。
部活だけやっていれば良いという訳では決してないということ。
成績が悪すぎるとか授業態度が悪すぎると、大学の場合であれば単位が取れず、進級できないこともありえる。
そういう意味で、やりたいことをやる前に、やらなければならないことをしっかりやる必要がある。高校や大学の教員側からするとそんな風に思っているはずだし、これって社会に出てからの仕事にも当てはまることだと思う。
そして、今の時代、スポーツだけやってれば大丈夫ってのは通用しない。たとえプロレベルまでいったとしても。
で、そもそも、高校での勉強も大学での勉強も、自分自身の将来の選択肢を増やすためにやっているってことを理解しておいたほうがいい。そして、何気ない日常のことを含め、すべてのことは、打ち込んでる競技に何かしらの形で活かせると考えたほうがいい。年齢を重ねるなかでそのことに気づくケースが多いと思うからこそ、若いうちにそういう感覚を持って欲しいなって思っている。

そして、もう1つの視点。
もちろん高い目標を掲げて部活に打ち込むことは素晴らしいことだと思う。ただ、それ以外のことはどうでもいいみたいな生徒や学生がいたら、どうだろう。
僕なら「こいつはアカンな」って思う。
そういう類の選手は、いくらスポーツで凄い実績を残したとしても、絶対に応援したいとは思わないだろう。
この感覚って、おそらく同級生とかでもそうなんじゃないかと思う。
普段は不真面目なのにスポーツしてるときは、かっこいい!みたいに思うケースもあるだろう。だけど、もし自分が一生懸命やろうと思っていることを、一緒に取り組むような場面において、それをないがしろにされたらどうだろう。きっと腹立たしく思うことだろう。
このことは、例えば、自分が真剣に打ち込んでいるのに、一部のチームメイトがふざけてたり、斜に構えていたりしたときに何を思うか?っていうのと一緒。
以前触れたことのある、個人の意識レベルでいうと、これはやりたいけど、これは嫌だっていう、互いを尊重する意識がない「わがまま」レベルだと話にならないし、依存せず自分でやるけど、自分のことしか考えられないような「自立」レベルでは物足りない。やはり、自分のためだけでなく、周囲のために動けるような「主体性」を発揮するレベルまでいってこそ、みんなから応援される選手、みんなから一目置かれる人物になれるんだと思う。

ちなみに、うちの学部はスポーツだけとかNGの文武両道派です。


ということで、今回もさいごまで読んでくださり、ありがとうございました!

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