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【経験学習】越境学習効果@cafecausa

今回の社会勉強、行動という側面ではやったことないことに挑戦する(そして、その姿を学生にみせる)っていうのが大きな理由だったけど、何を求めてっていう意味では人脈が広がったらいいなっていう期待が大きかったと思う。ただ、実際にやってみると、予想外の効果の方が色々あったりするから面白い。やはり、やってみてなんぼだなって感じ。
今回は、そんな話をしたいと思う。


人脈の広がり

これは、当初から予想ができ、期待していたこと。
そもそも、cafecausaはインキュベーションカフェであり、何かやり始めようとする人やよそから来てこの街でのつながりを求める場合など、それだったらあの店にいくといいよって必ず言われるような場所だから。
で、実際カウンターに立つことで、毎回のように様々な新しい出会をいただくことができた。

とはいえ、この時点では、あくまでも接点ができただけの話。人脈っていうことになると、お互いに名前を知っているというだけでなく、どういう人物なのかを互いに認知しているとか、違う角度でいうと、何かをお願いしたりお願いされたりっていうことが可能な間柄になるレベルかなって思ってる。
じゃあ、どうすればそのレベルまでいけるのか?僕なりの考えについては、のちほど。

あと、人脈にも近い話だけど、親しくなれるかどうかでいうと、やはり価値観や考え方が合うとか、人柄に惹かれるとか、なんとなく波長が合うかとか、お互いにリスペクトの気持ちが持てるかとか、いろんなパターンがあるってことを再認識することができた。その一方で、そういう関係になれるかどうかって、必ずしも接する回数や時間に委ねられるわけではないってこともわかった。
一瞬で親しくなれるお相手もいれば、何度かお会いしながら親しくなるお相手もいる。前者は雰囲気中心で、後者は話の内容中心でって感じかな。


(ちょっと脱線)関係づくりの工夫

話はそれるけど、そういう関係を築くために、例えば大人数が集まる場においてどう振る舞うか?みたいなことについては、意識していることがある。
それが異業種交流みたいな場であったりすると、手当たり次第に名刺交換しまくるタイプの人も多いと思う。だけど、僕は1点集中に近い感じを意識している。
僕はもともと、大勢の人がいる場所だとのぼせて疲れるタイプだし、なんとなく落ち着かず、ついつい隅っこにいってのんびりしておこうとするタイプだったので、そういうシチュエーションで積極的にアタックすることはあまりなかった。けど、なにかの集まりに参加した際、その場だけで多くの方に知ってもらおうとすることを諦めて、特定の方と話し込んでみたことで、気づいた。どうせ名刺配りまくっても、一瞬で覚えてもらえるはずもないし、こっちも覚えられないし、あんまり意味がなさそうだし、そもそも面白くないなってことに。それならば、特定の人にガッツリいくようにしよう、その方がきっと効果的だろうって考えるようになった。つまり、一人でも自分のことをガッツリ覚えてもらえれば、のちにその方経由で色々広がる可能性はありそうだけど、全部が名刺を渡しただけの薄すぎる繋がりだと、多分どうにもならないだろうっていうこと。(構造的には佐藤尚之著「ファンベース」の考え方に近い気がしている)
だから、実際には、この人!っていう人をまず見つける。(ある方を目当てに参加することもある。)その人に取り巻きが多い場合は、とにかくその人のそばにできるだけ長く陣取って話を聞くってことをしている。ちょっとウザいかもしれないけど 笑
それとは別で、自分と似たタイプだという直感が働き、そのお相手が会話できる状態の場合は、とにかく話し込んで仲良くなるとか。
いずれにしても、そのベースには、その方と仲良くなりたいっていう気持ちがあるわけで、そのやり方が結構うまくいっている気がする。
僕は基本的には押しが強いタイプではないし、そうすることが少し苦手だと思っているけど、ここぞという時というか、この相手にはっていう時には、結構熱烈アピールできるタイプみたい。だから、1点集中的なやり方が合ってるのかもしれない。過去の経験上、多分そうなんだと思う。嫁さんと付き合い始めるときもゴリ押しして2件目のお店でようやくOKもらえたしww

あと、さらに話はそれるけど、大学院進学のタイミングで違うゼミに移籍した後、意識して実践していたことがある。ゼミの飲み会に参加した時は、何があっても最後までついていく。一番の理由は、そこにいることで、いろんな面白い話が聞けるから。その一方で、存在をアピールするためには最後までお付き合いするっていうのが一番だと考えていたから。とにかく、あいつはいつもいるっていう印象を周囲に植え付ける。この作戦は結構うまくいった気がするw
ただ、何のためにって言われると、なんなんでしょうね。


100の社交辞令より、1つの行動

人脈の続き。
誠意を示すためには行動が必要。しかも、それは早ければ早い方がいい。
新たな出会いがあり、様々なやりとりを通じて、この方としっかり繋がりたいなって思った場合は、これかな。
酒席の場合はとくに、通常の何割か増しで会話が盛り上がって、いいねぇやろうやろうみたいなノリになることはあると思うけど、結局お酒を飲んでる時の話ってなって、そのまま実現しないパターンもよくある気がする。だけど、それを実行に移すっていうのが重要だと思う。
そのお相手がお店をやっている場合とかはシンプル。とにかく、行く。そして、その後も通う。行く行く詐欺ではなく。
あと、何故か勝手に燃えるというか、一種のやる気スイッチみたいなのが入るケースもある。「あの人とは前からこれやろうやろうって言ってるのに、結局まだやれてないんだよね〜」みたいな文脈で僕に話が振らたとき。そんなときは、「それならすぐできますよ、じゃあやりましょう」って感じのことをつい言ってしまう。もちろん内容によるし、やりたいと思うからそう言ってるわけだけど。そうして早速行動に移すことで、そのお相手との信頼関係も芽生え、関係性が一気に深まるんじゃないかなって気がしている。
僕の場合、大学で若者たちと接しながら、その挑戦を後押しするような仕事をしていることもあって、カッコいい大人や面白い大人の方々に話をしてもらう機会であったり、何かしらの実践の場や挑戦の機会をいただけることは、とてもありがたいと思っている。特権として、その横で僕も聞けるとこも含め。だから、この社会勉強の場において、そういう話をお相手からいただけたときは、ありがたく実行に移させていただくべく、動くようにしている。それによって、これまでの間に、いくつか実行に移せたことがあるし、今後に繋がっていくことようなこともできた。だから、そういうお相手との出会いには感謝している。

苦手なことが1つ減った

そういう感じのなかで、予想していなかった効果に気づくことがあった。
企業等のトップの方や幹部の方など、そういう層の方々と普通に会話ができるようになっていたこと。これは、僕の中ではほんとに大きな変化。
そもそも僕自身、肩書きに対して萎縮してしまう部分もあった。だから、これまではそういう方々と接することのできる機会に自ら飛び込むことを避けていた気がする。ただ、自分自身がそれなりの年齢になったっていうのもあるけど、causaのカウンターに立って、肩書きを知らない状態で、もしくは肩書き関係なくフラットに話す機会がもらえたことで、そういう方々との接点も増えたし、色々とお話をいただく機会も増えた。それによって、これまでのような抵抗感なく話ができるようになったことは、大きな副産物だと思ってる。
だから、自分自身は自然体でいこうって改めて思えた。背伸びしたい気持ちや憧れやコンプレックスなど色々あったからこその苦手意識だったのかもしれないけど、それを気にしすぎてもしょうがない。もちろん、努力は続ける必要があるけど、現時点を切り取ると、ないものはない。あるもので考える。そうするしかない。だから、しっかりと話を聴きつつ、タイミングをみて自分が切り込める観点から会話に入ってみる。そんな感じで。
余談だけど、とある占いによると、僕は相手が誰であってもひるむことのない度胸を持って生まれてきているらしく、僕にとって尊敬できる相手は年齢や立場では決まらないらしい。言われてみると分からなくはない。特に後者は。なので、これからも自分自身の直感を信じて、自然体でいきたいと思っている。

店の売り上げに貢献

もうひとつ予想外の効果があるとすると、僕を目当てに立ち寄ってくれるお客さんの存在だ。そのおかげで、causaの売り上げに少しだけ貢献できた気がする。ちょっとした客寄せパンダ的な。
金曜日の夜、僕の存在を頭の片隅に置いててくださる方は、せっかくなので、ちょっとだけ顔だしてみるかって感じで、ふらっと立ち寄ってくださるし、実際そんな話をよく聞く。
最初のころは、色々な説明が面倒だったから、金曜日の夜にcausaのカウンターに立っていることは、ほとんど大っぴらに言わないようにしていた。
けど、そういう効果があるってことを遠矢さんから言われてからは、少しずつ仲のいい友人・知人には伝えるようにした。あとは、小倉にいる教え子であるOB・OG(基本的にはYESかハイで答えてくれるタイプのメンバー)への直msg攻撃など 笑
それをやってるうちに、確かにわざわざ会いにきてくださる方もいるってことが肌感覚として分かるようになってきた。なかには、ネタのような感じで大袈裟にそう言ってくれる人もいるけど、それもまた心地いい。
だから、最近ではこうしてnoteで体験談を文章化しつつ、以前よりもいろんなところで、金曜日の夜っていうのをアピールするようになった。

密かな期待

ここに書いてしまうと密かじゃなくなるけど、実はこの体験記事、毎週金曜日の夕方ごろにアップして、インスタとFBにそのお知らせとリンク先案内の投稿をするようにしている。
たまたま、それを見た僕の友人・知人・各種関係者が金曜日の夜にはcausaに僕がいるってことを思い出し、ちょっと行ってみるかって思ってもらえればラッキーって感じでそうしている。
そして、カウンター越しに、このnoteネタについて感想を伝えてもらえるのも楽しみにしている。
※嬉しいことに、隣にいる遠矢さんが毎週記事を楽しみにしてくれているので、まだ遠矢さんが読んでいない場合は、ネタバレなしでお願いします 笑


今回は、いつもより少し長くなった気がしますが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
今宵もcafe causaのカウンターでお待ちしておりますwww
2023.10.20(FRI)


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