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人前で時間をいただいて話す時に意識しておきたいこと

今回のネタは、時間を守らないとせっかくの内容が台無しになりかねないって話。

仕事柄、ときどき講演だったり出張講義だったりで、一般の方々や高校生等に話をさせていただくことがあるので、気をつけたいなって意味で書いておくことにした。

ほぼ全ての講演会では、事前に制限時間が設定されており、それは参加者にも情報として伝えられている。
話す側としては、熱が入れば入るほどに、ついつい、あれも伝えたいこれも伝えたいってことで、準備段階からかなり情報量が多くなりがちで、実際に話す際にも、聴衆の反応がよくて乗ってきたら、ついつい制限時間を超えて話し過ぎてしまいがち。おそらく、ごく一部の聴衆にとっては、それもまたよしって感じかもしれないけど、それ以外はどうだろう?
やはり、予定時刻を過ぎていることの方が気になってしまうのではないかと思う。僕もどちらかというと、そっちタイプ。
いくら内容が良かったとしても、予定時間を過ぎてしまった瞬間から、聴衆の大部分は時間のことが気になりはじめ、徐々に内容が入ってこなくなり、どんどん白けてしまうだろうし、場合によっては不快感や苛立ちさえでてくるんじゃないかと思う。そうなってしまっては、本当にもったいない。
だから、長引きそうになった場合は、端折ったり、スピードアップするなりして、きっちり時間内に終われるようにしたいところ。

このことは、講演会等における質疑応答のシーンにもあてはまる。質問の時間なのに、なぜか自分の話を長々として、結局何が聞きたかったのか分からないっていうケースとか遭遇したことある人は多いと思う。この場合、会場全体の時間泥棒状態になっているだけでなく、会場一同から、別にあんたの話を聞きにきたわけではないっていう心の中でのツッコミが入る感じになるので、そういうのは避けたいところ。
一方で、講演の内容を深掘りしたり、皆が気になっているであろうことを簡潔に質問してくれるならありがたいんだけどね。

という具合で、いずれのケースも、話す側の気持ちは分からなくはないものの、ドライに言うと、結局は自分本位で場全体や相手のことを考えることができていないってことになると思う。
僕自身、時々少しオーバーしてしまうこともあるから、偉そうなことは言えないけど、時間については毎度かなり意識している。
時間ピッタリでスパッと終わった時は、すごく気持ち良かったりするし。

という感じだけど、今回取り上げた時間というのは、どちらかと言うと大切にしたマナーという意味あいが強いけど、話し手に求められるのは、あくまでもその内容だということは言うまでもない。

ということで、今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!


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