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みなさんは一人一人が自分自身の人生の経営者です

このフレーズは、僕が高校生向けの出張講義や模擬授業を依頼された時に、必ず伝えること。
つい先日は、愛媛県内の某高等学校から出張講義のご依頼を受け、1年生約150名向けにお話をさせていただいた。
オーダーとして、いくつかのキーワードが挙げられていたんだけど、当然その全てに関係するだろうということで、このフレーズも最初に伝えた。

「みなさんは、一人一人が、自分自身の人生の経営者です。」

とにかく、今日はこのことだけ覚えて帰ってくれればそれでいい。
そして、今日の話を聞いた後に、改めてこの言葉の意味を考えて欲しい。
今後は、このことを意識するだけで、いろいろな物事の見え方が変わってくるし、それに対する考え方も変わるはず、と。
そう結論づけたうえで、冒頭で以下のような話を伝えた。

みなさんは
どんな未来を望むのか。
どんな人物になりたいのか?
どんな生き方をしたいのか?
自由に思い描くことができる。
現時点でそれが明確でなくてもいいけど、
ぼんやりでもいいから思い描いて欲しい。

その実現のために、これから何をすべきか、選ぶことができるので。

その選択肢を増やすため、その選択肢の解像度を高めるために、
いま、いろんな勉強や経験を積み重ねているわけです。

日々の生活を振り返ってみて欲しい。
言われるがままになっていないか?
思考停止状態になっていないか?
自分の頭で考えているか?
自分の頭で判断しているか?

言われるがままにやることが必ずしも悪いわけと言いたいわけではない。
言われるがままにやったとしても、結果に対して文句を言わないこと、人のせいにしないことが重要。なぜなら、言われるがままにやったとしても、それを採用して行動に移すという判断を下しているのは、他でもない自分だから。そういう捉え方をして欲しい。

みなさんは、自分自身の人生の経営者なんだから。

他人の意見を参考にするのはいい。
だけど、何事に対しても、最終的には自分で決めて行動するという意識が必要。
その意識的な「決める」という回数の積み重ねが判断力を強化するし、いずれは直感という形で左右することにつながっていく。

という感じのことを。

このことを熱く伝えるたびに、その言葉が自分自身にも跳ね返ってくる。
ハイキューの龍ちゃん的にいうと、
「ところで平凡な俺よ 下を向いている暇はあるのか」
って感じでw

僕自身、高校生のころは、とてもとてもそんな感じではなかったけど、大学時代のあるタイミングでそんな感じのことができて、それ以来、色々と動き出した感覚がある。

そして、幸い、うちの息子たちは、それぞれが「断固たる覚悟」みたいなものを持ち合わせ、それを随所で発揮できているようなので、今後もその感覚を持ちながら、自分の足でしっかりと歩んでいって欲しいと願っているし、それができると信じている。

さいごに
「これからの働き方を考えるにあたり、心に強く響いた」
っていう感想を高校の先生からいただけたのは、嬉しかったなw


ということで、今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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