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刀箱師の日本刀note(初月無料!過去記事も読み放題)

日本刀の奥深さや面白さ、購入するに当たって持っておいた方が良い知識などについて日々発信しています。 今まで820日以上毎日刀についての記事を更新してきましたが、ここでしか書けない…
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#目貫

東山御物一覧

東山御物は室町幕府8代将軍であった足利義政によって収集された絵画や茶器、文具などの称であ…

柄巻師、飯山隆司さんの目貫を柄に付けるときの一工夫の話が面白い

昨日は刀装具の勉強会に参加してきました。 そこで柄巻師の飯山隆司さんの目貫を柄に付けると…

日本刀特別鑑賞会2024(in目白庭園)  ②刀装具

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古金工獅子目貫② 動きを捉えた一瞬の一コマ

後藤家の作など2代以降は得てして構図が決まっており、一匹獅子ならこう、二匹獅子ならこう、…

蝦夷目貫⑨ 蝦夷っぽい目貫(埋忠就一)

前回は埋忠極めの蝦夷目貫について触れました。 引き続き埋忠作と思われる蝦夷目貫写を継続し…

刀装具の市場規模について

刀装具がアート界隈で注目され、刀剣以上に需要が広まる時代がもし今後来るとしたら一体刀業界…

瓜二つの目貫の存在とその比較

ヤフオクに所持品と瓜二つの目貫が。 しかもぱっと見良く出来ている。 細部まで比較する事で何か分かる事もありそうである。 という事で比較してみた。

後藤祐乗の目貫?①

寝言は寝て言え、という話ではありますが。 先日ヤフオクで出来の良さそうな這龍目貫を発見。 …

大刀剣市2023を見て周ってみた

今回の大刀剣市は昨年よりも見て周れたこともあり、見事に物欲が刺激されてしまった年であった…

現代の目貫を見て悩まされる

偽物は刀だけではなく刀装具の世界も多いようです。 本当かどうか分かりませんが最近は金無垢…

蝦夷目貫④ アメリカ帰りのムササビ目貫

アメリカにあった蝦夷目貫を購入し日本に買い戻した。 非常に薄造りで軽い所から古さを感じ、…

蝦夷目貫③ リバイバル

「リバイバル」とは過去に人気のあった作品や流行がふたたび注目され復活するという意味である…

やたら薄い目貫

板厚の薄い目貫は古い時代のものと見る、というのは定説であると思うが、 中でも反対の凹凸が…

後藤祐乗② 獅子と龍から見る手癖

本日真玄堂さんのinstagramに後藤祐乗の一匹獅子目貫がアップされた。 図録などを見てもここまで詳細な画像は無いから非常に有難い。 今回は祐乗の一匹獅子目貫と這龍目貫を比較する事で祐乗の手癖的なもの(類似性)を探れないか?という趣旨で書く事にする。 その前に、私個人の祐乗作への向きあい方、というか考え方について書いておこうと思う。 まず祐乗の見極め所は「後藤家家彫亀鑑」にて世に広まったとされている。今現在はここに書いてある内容も間違いがあるというのが定説のようである。