後藤祐乗② 獅子と龍から見る手癖
本日真玄堂さんのinstagramに後藤祐乗の一匹獅子目貫がアップされた。
図録などを見てもここまで詳細な画像は無いから非常に有難い。
今回は祐乗の一匹獅子目貫と這龍目貫を比較する事で祐乗の手癖的なもの(類似性)を探れないか?という趣旨で書く事にする。
その前に、私個人の祐乗作への向きあい方、というか考え方について書いておこうと思う。
まず祐乗の見極め所は「後藤家家彫亀鑑」にて世に広まったとされている。今現在はここに書いてある内容も間違いがあるというのが定説のようである。