変形性関節症のアプローチの考え方〜何が痛い?〜
こんにちは!
障がい者グループホームの準備が少しづつ進んでいます。
来週は協力医院やバックアップしてもらえるグループホームへご挨拶など、デスクワークではなく作業が増えてきます。
並行して、リフォームの相見積もりの依頼など、大変ですが楽しいです。
今後内装というか、生活用品を搬入する際には、石川県に住んでいる方の力を借りるかもしれませんので、よろしくお願いします!
物件は実家の近くにあって、車で5分くらいでいとこの営むイタリアンレストランもあるんで、そこも御馳走するので、フィジカルの力が必要なときはよろしくお願いします!!!
変形性膝関節症とは?
加齢に伴い膝関節の痛みを訴える患者は、病院外来受診全体の第5位であり、超高齢化が進む日本の患者数が年々増加傾向にあります。
関節痛を訴える中で最も多いのが変形性膝関節症(knee osteoarthritis:膝OA)であり、変形性膝関節症理学療法ガイドラインでは、推計人口は2530万人と言われています。
この変形性膝関節症は加齢、肥満、遺伝子的因子、力学的負荷など多くの原因が元になって発症する多因子疾患です。
40歳以上の男女を対象とした調査によれば、63%の人が膝痛を訴えていたにも関わらず、病院受診者は4人に1人だったという報告があります。
中高年の多くが膝痛を訴えていますが、病院を受診せずに放置してしまうため、結果的に運動器不安定症となり要支援、要介護状態になる方が多いのが現状です。
こういった方々を救済するためにも病院外来診療や各整体業等の方々のスキルアップや各施設同士の関係を築いていくことがとても重要だと思います。
変形性膝関節症の理学療法評価について
変形性膝関節症の方に対する理学評価はどのように進めるべきでしょうか?
以下に理学療法評価についてまとめてみました。
1.膝関節構成体の気質的変化を把握する
病院では単純X線検査による画像を診て膝関節内の病態を把握することから始まります。
変形性膝関節症も内側型なのか、外側型なのか、変形の程度はどの程度なのかや関節軟骨の損傷程度うや厚さ、滑膜炎の存在などをチェックし、状況を確認します。
画像上に問題があっても患者さんが痛みを訴える場所とは異なる場所に痛みを訴えることも多いですよね。
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