見出し画像

お別れですか?

先日引っ越しをしました。

長らく住んでいたので荷造りをしていた際は
出るわ出るわ、大量のゴミが。

はい。これまで掃除をサボっていました。
そのツケです。
ごめんなさい。

なので大量のゴミを処分し、
ついでに家具も手放して身軽になったのですが、
それでも捨てられないものもあれば、
理由があって捨てなければならないものもあり、
愛着があったものとの別れは辛い。

だからこう今まで捨てられず、
今回大量にゴミを出すことになったのですが。


今回は家具を手放す際に
廃棄業者さんに来てもらって
持っていってもらったのですが、
作業が終わった部屋に戻ると
そう、お気に入りだった家具を
支えていたであろう釘などの残物が。

これからは解体されて粉々になるまで潰されるか、
雨風に曝されて朽ち果てていくのですかね。

あれだけ大切に扱ってきたのに悲しい限りです。


そこで取り残された数本の釘が、
まるで持ち拐われるのを抵抗しているかの
ように思えてしまったのです。

というのも、
犬猫が殺処分される際には
最期何も残らないようにされるらしいのですが、
たまに歯などが残っていることがあるようで、
まるで自分が存在していた形跡を残しているようだと
担当の職員の方が話していたのを
拝見したのを思い出しました。

犬や猫は近年動物愛護の観点から
野良は保護されて譲渡会などで
飼い主を見つけられることが増えたように感じますが(あくまで個人的な意見です)

以前は野良猫や野良犬がいると
通報されて保健所の方が連れて行き、
ある一定期間保護したのち、
飼い主が見つからなかったら殺処分されています。

狭くて汚いゲージに閉じ込められ、
順番にガス室に連れていかれます。

待機時間が長くなるほど、
ガス室の近くに移動されるのだそうで、
ガス室から出てきた先輩を知らない彼らは
ガス室に近づくようになると
最初は怖がっていた彼らも悟るようです。

それはまるでホロコーストのように、
いくつもの部屋でガスが噴射されて
最期は火葬されるのだそうです。

どうしてこうなってしまうのでしょうか。
どうしてお互い上手くいかないのでしょうか。
何がいけなかったのでしょうか。

在り方について考えさせられます。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?