星の王子様序盤の一節、おとなは数字が好き、を読んで

星の王子様という本を、読んでいます。
まだ読み始めたばかりですが、気になった一節がありました。

紹介してみます。(以下は星の王子様kindle版No.151)
おとなは数字が好きだから、新しい友達のことを話しても、おとなは、一番大切なことは何も聞かない。
「どんな声をしている?」とか「どんな遊びがすき?」「蝶のコレクションをしている?」といったことは決して聞かず、「何歳?」「何人兄弟?」
「体重何キロ?」「お父さんの年収はいくら?」などと聞くのだ。そしてようやくそのことのことが分かった気になる。


確かに考えてみたら、子供はあまり数字の質問をしたりしないと思いますね。まー子供にもよるでしょうが、数字を使ったりする子供はマセている感じすらします。

一方で大人は確かに数字ばかりですね。僕も毎日数字に追われて、数字の改善のことばかり考えています。 抽象的な表現は子供っぽいというかビジネスリテラシーが低いのかな?とすら思ってしまいます。

この文章を読んで感じたのは、視野が狭くなってしまっているのかなーということです。

子供の頃は想像力豊かにいろんなことに思いを巡らせていたような気がします。
大人になってからは常識や、数字のこと、具体的なことでないと信用できなくなり、子供の頃のような何でもできるような感じはなくなりました。
子供の頃はこの楽しい時間が永遠に続くかと思われましたが、自分も30歳後半で人生の終末を考える年ごろにもなっています(笑)


子供の頃を思い出してふとこのようなことを書きたくなったので記事にしました。
まだ読み始めですが、続きが楽しみです。
僕の場合、1日20分から30分の読書タイムで、しかも本を読むのが遅い方なのでこの本も読み終わるまで2~3日かかります。その分楽しめる時間は長くなりますが


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