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イギリスの語学学校の選び方

私は自分の貯金でまず3ヶ月の語学学校の学費を支払った。どの国の語学学校もそうだと思うが、すごく学費が高い学校もあれば、どうやって運営しているんだろうと思うぐらい安い学校もある。私はそのどうやって運営しているんだろうと思うぐらいの学費のWimbledonにある語学学校を選んだのだが、なぜ安いかは入学してから分かった。

先生、スタッフにイギリス人がいない。。。

つまり、生徒も外国人、先生、スタッフも外国人、イギリスの語学学校に通っているのにイギリス人に会う時間は私の場合はホームステイ先の家族のみ。私のホームステイ先はビジネスで留学生を受けいてれていて、私の他に3人の生徒が住んでいた。なので想像出来ると思うが、家族とゆっくりリビングでおしゃべり、なんてことも一切ない。
授業中に「あー、全然聞き取れない」と最初の3日間ぐらいは思っていたのだが、実はそれは英語ではなくポルトガル語だった。先生がブラジル人ということを入学して3日目ぐらいで知り、先生は授業が理解出来ないブラジル人のためにポルトガル語で説明していたのだ。
私のその他の先生は、イタリア人、ポーランド人、チェコ人だった。「イタリア系イギリス人」とかという訳ではない。でもみんな優しい先生ばかりだった。

ロンドンにある学校なのに、安い学校には日本人の生徒は一人もいない。
生徒の大半はEU加盟直前のポーランド人と韓国人だった。日本人の生徒が一人もいないことはいいことだが、何かあったらどうしようという心配はあった。

学校選びはある程度の金額の行く学校を選ぶと日本人の生徒が多いから日本人だけで行動してしまうこともあるし、かといって安い学校だと日本人の生徒はいないが、ちゃんとした英語の発音が学べないということがある。

でも、安い学校に行ってよかったことも沢山あり、その学校で友達になったポーランド人の友達とは20年ぐらいの付き合いで、今でもイギリスに行く時には泊まらせてもらったり、友達が日本に来た時は一緒に遊んだり、結婚式にも参列したりと今でも連絡を取り合っている。


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