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戦争と平和と人権を考える☆難民移民フェス〜はらっぱ祭〜高山あんきどり展〜パレスチナに平和をデモ🍉

荻上チキ氏のラジオ<TBSラジオの発信型ニュース番組「荻上チキ・Session」(月〜金 18:00〜生放送)>を何年か前から聞いている。

そこで話題になっていてずっと気になっていた「難民・移民フェス」にようやく行くことができた。


何もできないのだけれど、こういう機会があれば、食べたり、買ったり、当人から話を聞いたりすることで、何かしら少しでも支援することが出来ればという、ささやかすぎるが、せめてもの思いの行動。


実は、食べることが楽しみだったり。

クルドのラム肉のピザ、
トルコのケバブとケーキ。

どこのお店も大行列でした…。
 

天気も穏やかで、最高なフェス日和だ。

お次はライブだ♪


…と、ラッパーで詩人のFUNIさんのステージで、ボブ・ディランの「風に吹かれて」中川五郎訳を聞いて、ふと、今日は武蔵野公園のはらっぱ祭だ、と思い出した。


数年前、はらっぱ祭で中川五郎氏のライブがあり、サインしてもらう為に一度家に帰って中川氏が翻訳したチャールズ・ブコウスキーの小説を取りに行ったことがあった。




中川五郎氏は今回出演しているのかしら?と調べてみると、なんと本日のライブ出演者にJIBO & AKIの名前があるではないか。



JIBO&AKIのJIBOさんとは、

ボーカルのJIBOさんは高校時代にピーター・ポール&マリーのコピーバンド「BLUEMINTON4」でヤマハ-フォーク-ジャンボリー全国優勝した実力者。その後、1977年ヤマハEASTWEST’77決勝進出。サザンオールスターズの桑田圭介と共にベストボーカル賞を受賞。

こちら参照↓
https://tokorozawanavi.com/event-iizuka20190530/



とにかく素晴らしいシンガー。AKIことAKIちゃんはギタリストでダンナさん。ライブ中の二人の会話も何だか面白い。


こりゃ、久々のライブ、しかもウチの近所の武蔵野公園くじら山。


荻上チキ・Sessionの公開録音も聞きたいけど、これはラジオで聞けるしな〜〜〜。

https://twitter.com/Session_1530



よしっ

と、杉並区から小金井市に戻ることにする。




着きました、武蔵野公園。

知久寿焼さんの歌が始まっていた。



待ってました、JIBO & AKI

久々に生声で聞いたJIBOさんの歌。


JIBOさんの歌声は本当に心にしみた。
AKIさんのギターも本当に心にしみた。


もう何度も聞いた歌なのに、その歌の中にそこかしこに散りばめられた愛と平和のメッセージがその日はさらにジンジンきました。

JIBOさんの優しさと愛に溢れた思いが、いつもより一層強く込められていた気がする。


慈母観音のJIBOさんなのだ。

来て良かった…。



そして、

さらに翌日、


日比谷公園から行われた「パレスチナに平和を!11・5/11・10緊急行動」に参加。



スタートの日比谷公園


日比谷公園から銀座方面へ。

参加人数1600人だったそうな。


連帯、連帯。

弱いものいじめはやめてください。ホントに。

ガザ地区がパレスチナ自治区となったのは今から約30年前の1994年。そして2007年以来その周りをイスラエルに軍事封鎖されている。

その間私は、地球上を自由に行き来できたというのに、同じ時間を生きている同じニンゲンであるパレスチナの人々は、何故、故郷を追われ、壁の中で暮さなければいけないのか。



何故こどもたちまで?

の疑問しかない。


デモで一緒に歩いた日本の在住するイスラム教徒の人々、
彼らに連帯する日本人、
沿道で応援する人々、

その気持ちが、空高く舞い上がって、一つになっている気がしました。



そして、

戦争と平和に関連してもう一つ。

今月3日から、岐阜県高山のこどものほんやピースランドで、アンキドリ展が開かれている。

「アンキドリ展」とは、高山周辺の作家たちによる作品展。


「あんき」とは、気楽な、とかのんびりしている、という意味で調べてみると飛騨地方のみならず、わりと広範囲で使われている方言なんですね。


私は、このピースランドとのご縁ということで10年ちょっと前から出展させてもらっている。


今回出展した作品。

ピースランド店主中神隆夫氏が送ってくれた写真。
中神氏の作品も毎回楽しみ。


これは30年前に描いた絵。

まだ描きかけのような雰囲気も残っている。


この絵は、1993年頃、今から30年前の当時のユーゴスラビア紛争を憂いて描いたものです。 今回はふと、過去の作品を思い出して探し出しました。


旧ユーゴスラビア紛争とは、

「一つの連邦、二つの文字、三つの宗教、四つの言語、五つの民族、六つの共和国、七つの隣国」という象徴的なフレーズで表現されるほどに、旧ユーゴスラビアは複雑な多民族国家であった。  
1991年6月のスロベニア、クロアチア両共和国の独立宣言をきっかけに内戦が始まります。内戦は3つの時期に区分され、第1期は91年6月のスロベニアの独立に伴う、連邦軍とスロベニア共和国軍との「10日間戦争」、第2期はクロアチアの独立後、91年9月から本格化したクライナ・セルビア人共和国のセルビア人勢力とクロアチア共和国軍とのクロアチア内戦、第3期は92年3月に始まるムスリム、セルビア人、クロアチア人3勢力によるボスニア内戦である。


この絵は、第3期のボスニア内戦のものと思われます。はっきりとした記録・記憶が無いのですが。絵に書かれたイニシャルでそれとわかる。Iはイスラム教徒(ムスリム)、Sはセルビア人、Cはクロアチア人。  

それぞれ「空」と「大地」は共有しているが間には「壁(扉)」があり、I、S、Cは別々の「太陽」に照らされている。想像するに、牛のMはミルクで、Wは水、Dは恐らく死のこと。    

最近激化している、イスラエルとパレスチナの紛争、そして未だ終わる気配の無いロシアとウクライナ戦争。この絵に描かれたそれぞれのイニシャルを変えればそのまま使い回せるではないか。  



ニンゲンは自分さえ平和であれば良いと思っている。

これは断言できる気がする。


これこそがもしかしたら生きる本能なのかも知れない。自分の子孫を残す為の本能。


しかし、ニンゲンは野生動物ではない。
無駄に殺し合うより仲良く協力したほうが良いに決まっている。


戦争が絶対に起きないようにするには、まずは武器を作らないことだ。

その為に武器は絶対に作らないはずなのに、世界ではどうだ。一体どこに抑止力が働いているというのだ。

戦争をしないという憲法がある日本でさえ、武器になるものを製造し輸出しているではないか。

ニンゲンってやっぱりバカなんじゃないかと思う。

この世は、金金金。

命よりも金。




夢も希望もない結論になってしまったけど、


傷ついて困った人々に連帯しようとする人は、世界中に大勢いる。

日本でも、あちこちでイスラエルによる攻撃反対のデモが行われている。


どれだけデモをやっても、抗議をしても、権力は微動だにしないかもしれないけれども、黙っているよりはマシです。


自分自身の人権を守るには、他人の人権も大事にしなきゃね。



「アンキドリ展」は平和をテーマにしているわけではないですが、あんきにやってるってのが、何よりも平和です。

12日までです〜。お近くの方はぜひ♡





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