【クリエイティブ生活】創作の元ネタが〇〇なら全部〇〇に合わせないと駄目なのか?【答えはNOです】
例えばあるゲームを小説の元ネタにしたとします。そのゲームには明確な目的があり、ハッピーエンドとなるようプレイヤーはゲームを進めていきます。
小説も同じように、ビターエンドなどではなくハッピーエンドにするべきで、主人公には長期的な明確な目的を持たせるべきなのでしょうか?
結論から言うとNOです。
そうしてもかまいませんが、必ずしもそうする必要もありません。
その件については、以前に創作論として書いたこの記事も参考になるかも知れません。
元ネタがある場合、二次創作ではなくオリジナルとして発表したいなら、出来るだけ元ネタが分からないようにする必要はあります。
故に、そのゲームのユーザーがハッピーエンドであること、主人公たちに明確な目的があるのを、他の部分よりも際立った特徴と見なしているのなら、むしろその部分をこそ変えてしまったほうが、換骨奪胎としては成功しやすくなります。
ハッピーエンドの方が、明確な目的がある方が読者に受けやすいのではないか? といった問題は、マーケティングの方の話になりますので今回は割愛します。もしよろしければ以下の記事は参考になるかも知れません。
こちらがテーブルトークRPGのD&Dや初代ソードワールドを元ネタとして制作し、そこに海外の幻想小説のような解釈の幅を生み出す不可思議な要素と結末を足した、中短編小説の連作シリーズです。
基本的には有料ですが、一作目だけは無料で全部お読みいただけます。お気に召しましたら購入をよろしくお願いいたします。
いいなと思ったら応援しよう!
お気に召しましたら、サポートお願いいたします。