【クリエイティブ生活】ニュートラル型は大きな人気は出ない?【海外ゲーム・小説】
ニュートラル型とは、こうした関係性や感覚で創られた創作物である。
ニュートラル型はインパクトに欠けるので大きな人気は出ないと言っている人がいた。本当だろうか?
結論から言えば嘘である。
日本では角川ゲームスから出ているこの海外ゲームであるが、いくつかの賞も取り、かなりの人気のようだ。日本では大ヒットとはいかないが、商業でまずまずの成功を収めているのではないだろうか。
懐かしき『ウィザードリィ』も『ウルティマ』も、皆ニュートラル型である。
特徴としては、「目的があるようで無い。目的はプレイヤーが勝手に作れ」と言わんばかりの自由度の高さである。これもまた、海外ゲームに多い特徴なのだ。今でも、そうなのだろう。
案外、「ダンジョンに入ってドラゴンを倒す!」ような目的が明確で一直線な物ばかりがゲームではないし、人気になるわけでもない。
ゲームだけでなく小説でもそうだ。
目的は一応あるが、周囲の状況を見ながら柔軟に対応を変えていく。先達の失敗を頭に置いて、強引に進めない。自分とビジョンが異なる者ともゆるく手を組んだり、また離れたりする。
そんな小説やノベルゲームにも需要はある。
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