やらないほうが後悔する

人間の心理として、やって後悔するよりも、やらないで後悔するほうがはるかに多いそうである。

これは心理学でほぼ定説になっているそうだ。

やったことは、失敗であれ成功であれ、はっきりした結果として現れるが、やらなかったことはいつまでも「やっていたらどうなっただろう?」とモヤモヤしたまま心に残るから、だそうだ。

さて、そうであるなら、人に「それは止めておけ」と忠告して止めさせようとするのは、けっこうハイリスクだと分かるだろう。

止めさせてしまったら、後々までその人の後悔のタネになるかも知れない。仮にやって失敗したとしても、そこからも何かしらの学びはある。少なくとも後悔する確率は、やらなかった場合よりも格段に減るのである。

それなのに何故、人は、止めさせようとするのか?

それは、あまりにもトンデモナイ事をやらかしたら、さすがに後悔するだろうけれど。

冷静になって考えたなら、そのあなたが止めようとしている人は、そこまでトンデモナイ事をしようとしているのか?

あなたは、あなたが止めたことによって、その人を後悔させないという自信があるのだろうか?

もっと言えば、善意で止めたことで、逆恨みされない自信があるのだろうか?

さて、私個人の事情からすれば、熱心に止められた事ほど、もっとやっておけばよかったと思うことばかりである。

止める人は善意で言うから、無視されたり逆らわれると傷つくようだ。

でももう、それは「勝手に傷ついてくれ」と言うしかない。

善意であろうが悪意で足を引っ張ろうとしているのであろうが、(そうだ、悪意である可能性もある)その人はたぶん、自分の言う事の結果には責任を取れない。

無視してやったなら自己責任にはなる。でも、他の誰かのせいにしたり、他の誰かを恨まずに済む。

それでは今回はここまで。

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