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東大ハロプロ研究会2024年5月祭感想:ハロプロの宇宙、そして私の日常に響く哲学

「カスにならない哲学」ってユーザーネーム、セントラルステージ最後方彼氏面地蔵しながら『フム…Love is the Big bang、つまり愛とは宇宙の始まり、始まってしまいましたか…』とか呟いてそうな、如何にもヤバイヲタク感すごい。

…そう、私もその一人だ。

東大ハロプロ研究会の5月祭、今年のテーマは「ハロプロ宇宙」。会場に足を踏み入れた瞬間、そこはまさにハロプロで満たされた別次元空間だった。

ハロヲタは日常に存在する。学祭に来ない人は損している!

「ハロヲタは意外と日常に存在しているので、学祭こない人は存するし損しているな。」

そう呟くのは、私の隣にいた、ハロプロ愛溢れる熱き同志の一人。確かに、普段はごく普通の大学生として生活している彼らも、ハロプロのライブやイベントとなると、一転して熱狂的なファンへと変貌する。

私もその一人。仕事中に脳がバグって『生まれたてのbaby love いくよぉオオオオオ』が流れ出してしまい、ただ今日一テンションがあがるという優良イベントが脳内で発生した。

まさにハロプロの宇宙は、日常生活にまで影響を及ぼす、強烈な魅力を持っているのだ。

夏将軍とMermaid festa vol.2 〜Passionate〜は似てる?

「夏将軍とMermaid festa vol.2 〜Passionate〜が似ている話してる人がいて、俺の知ってるMermaid festa vol.2 〜Passionate〜だよな???(聴き直してみる)、、、わかりみ!!イマココ」

これは、5月祭で耳にした会話の一コマ。ハロプロファンは、楽曲の細部まで深く理解し、分析し、議論し、時には共感し、時には意見を交わし合う。

まさに、ハロプロは「語り尽くせない」音楽、そして「語り合う」コミュニティなのだ。

セトリ予想を通して学ぶ、受験では気づけなかったこと

「これガチなんだけど、セトリ予想を通して、答えがわからないことをあーでもないこーでもないと考えたり、過去の傾向を分析して考察したり、その過程でハロ楽曲と初めて出会ったり出会い直したりして、学びの本質的な喜びを味わえた気がする。受験では気づけなかったこと。」

この言葉に、私は深く共感した。

ハロプロのセトリ予想は、単なる予想ゲームではなく、楽曲の深い理解、過去の傾向分析、そして新しい発見を伴う、知的で創造的な活動なのだ。

受験勉強では、答えを求めることに必死で、その過程を楽しむことを忘れていた。しかし、ハロプロのセトリ予想を通して、私は「学びの喜び」を再認識した。

2番ABメロの深淵、宇宙規模のメッセージ

「2番ABメロ深くなりがち。宇宙規模やばい。」

ハロプロの楽曲の魅力は、その深みにある。特に、2番のABメロは、楽曲の世界観をさらに広げ、聴き手の心を深く揺さぶる。

歌詞の解釈、メロディーの構成、そして歌い手の表現力。これらの要素が複雑に絡み合い、宇宙規模のメッセージが込められている。

令和発アイドルの哲学、心に響く言葉

「『グッドボタンの数では計れないね どっちもどっちで どっちもありかも』」

「『シェアし合うのに分断化する時代 お互い認め合っていこうよ』」

「『みんな特別で みんな最高だ』『したいことを出来ることにしたいだけ』」

令和発アイドルが歌うこれらの言葉は、深いメッセージを私たちに投げかけてくる。

個性の尊重、多様性への理解、そして自分らしく生きる大切さ。

ハロプロの楽曲は、単なるアイドルソングではなく、現代社会が抱える課題や未来への希望を、力強くかつ繊細に表現している。

ハロプロ宇宙、そして私の日常

東大ハロプロ研究会の5月祭は、私にとって、単なるイベントではなく、ハロプロの宇宙に触れ、その深淵に触れる、貴重な体験だった。

ハロプロの音楽は、私の日常に新たな光を照らしてくれた。

そして、その宇宙は、これからも私の人生に、多くの刺激と学びを与えてくれるだろう。

「カスにならない哲学」のユーザーネームに負けないよう、私もハロプロの宇宙を、深く探求し続けていきたい。

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