食べる
食べること。
私が特に大事にしている、生活の肝だ。
私はあまり食べない。
食べる量が少ないからこそ、一品一品が満足でないといけない。
対照的に、オットはよく食べる。体は私の倍ある。
見た目も、味も、ボリュームも、満足な料理を作りたくて、日々台所に立つ。
それでも、共働き。帰ってから夕飯を作る時間は、短くなければならない。
大体、30分で全てを作り終える。
肉じゃが。
濃いめの味付けで、ジャガイモはごろっと。苦手なニンジンは小さめに。
お肉は豚バラが間違いない。汁を吸った白滝も欠かせない。
この塊は、キャベツの千切りをまとわせたキャベツシュウマイといったところか。
ポン酢で食べる。
フライパン一つで、蓋をするだけ。キャベツの水分だけで蒸すことができる。
うちには、フライパンは一つしかない。
鍋は二つ。その内一つは、結婚祝いの頂き物のバーミキュラ。(これがすばらしく重宝!!)
そして、よく食べるオットと対照的に量を食べない私。
大皿にドンと出して、それぞれ好きな分を取り分ける。
賃貸住宅の、けっして広くはない台所。ぽつんとフライパン一つ。
フライパン一つだからこそ、スピーディーでたっぷりな量のごはんが作れる。
(オーブンレンジもあるし困らない)
今日も、ここで何を作るか考える。