社不の、社会不適合でもいいじゃないか！　コスメカウンター編

はじめまして。
25歳の社会不適合（以下、25歳社不）と名乗る者です。

いわゆる早慶クラスの大学に入学したのはいいものの、色々あってうつ状態になった25歳社不は、先日IPSAさんのコスメカウンターに行ってまいりました。そこで4つの衝撃を受けたのでご報告します。

ある日、うつ状態といえど何かしら人間らしい行動がしたい！と思って、コスメカウンターでテスターを眺めてウキウキしようと考えました。しんどいしんどいと思いながら日焼け止めだけ顔面に塗りたくって外に出たわけです。ちにみにその週初めての外出でした。（25歳社不はうつ状態で休職・転職活動中ナウ。）

商業施設のコスメカウンターのフロアでウロウロして、さてどこのコスメカウンターなら美容部員さんからお声をかけられずに（美容部員さんのお手を煩わせずに）テスターを眺めてウキウキできるかなと考えながらIPSAを通り過ぎようとした次の瞬間！

つるんとした卵肌の（衝撃その①）美容部員さんとがっつり目が合ってしまいました。

「何かお探しですか？」

なんて聞かれてもコチラは25歳社不。キョドッてなんとか踏みとどまり、「あ、転職活動の息抜きでふら〜っと、、、あははは」と醜態を晒しました。

美容部員さんの綺麗なお肌に目は釘付け！しかし本日の密かな目標であった「美容部員さんのお手を煩わせない（接客対象にならない）」が早速危なくなってきた。。。

「IPSAさんの化粧水、有名ですよね」

なんとか短い会話で切り抜けようとしたところ、

「ザ・タイムRアクアですね、ありがとうございます😊　お手にとってお試しいただけますよ〜」

ここまでは想定の範囲内。みなさんもコスメカウンターに行かれたことがあれば一度はかけられたことのある言葉だろう。しかし。

25歳社不は卵肌の美容部員さんに釘付けになったままだった。
綺麗なお花に近づく蝶のように、吸い寄せられるようにカウンターに座った私は、目の前にiPadのような機械があるのに気付く。

「こちらの機械で、お肌の状態やおすすめのスキンケア、アイシャドウの色などをご提案できます」

え、めちゃくちゃ知りたいやつやん、それ。（衝撃その②）

世間様ではイエベとかブルベとかストレートやらナチュラルやら言われとるけど、私の肌の状況とおすすめカラーを教えてくれるって神やん、しかも確認したら無料らしいし。

私以外の世間様のおなごはみんなIPSAさんのコスメカウンターでそんな接客受け取ったん？私だけ知らんかったん？親切すぎん？（もちろんこの親切が顧客の購買意欲促進に繋げられているのだろうけれども）

出かける前に渋々ひっくいテンションで塗った日焼け止めを落としてもらい、肌の写真を撮ったり油分をスタンプのように採取してもらったりして結果を見たところ、
なんと、水分量は70、油分分泌量は4という結果に。

いや、水分量70は、平均50のところを越えとるからええとして、油分分泌量が4て何事？？ちなみに水分量と同じく平均50とのこと。（衝撃その③）

私の肌油分足りなさすぎてカッサカサやん。。。

ME（エムイー）という美容液？の商品の7番をお薦めされた私は、美容部員さんが顔に塗ってみてくれると言うのでやっていただくことに。
ついでに半顔化粧を落としてしまったので（そもそも日焼け止めしか塗っていないが）ベースメイクを施してくれるとのお言葉にも甘えてしまった。

塗ってもらってあらびっくり。

「え、肌モッチモチやん」
（衝撃その④）

大学3年生の時に酒さ（しゅさ・赤ら顔）と診断された肌が、当社比モチモチの艶々になっておりましたとさ。
（酒さに有効というわけではなく、単に25歳社不の肌に偶然有効だった可能性大）

え、世間様のおなごたち、みんなこんな素敵なコスメ使ってるん？（冷静に考えれば、値段帯もそれぞれの、それぞれの人が自分に向けて選んだコスメを使っているわけですが、その瞬間は感動に震えました。）

だって日焼け止めしか塗ってない酒さの顔が半分だけこんな綺麗に。。。

感動に打ち震えながらも、そこは25歳社不。先立つものがないので大変申し訳ないと思いつつIPSAさんを後にしようとしたところ。

「本日の診断で分かったおすすめのスキンケアを、よろしければサンプルでお渡しできますよ」

とおっしゃるではありませんか。

申し訳なさに打ちひしがれながらもお願いしますぅなんて答える社不。うう、我ながら買って帰りたいのはやまやま。

帰り際に、「転職活動の気晴らしになれましたか？」なんて聞かれてしまった日には、涙が出るかと思いました。

IPSAさん、ありがとうございます。次に行くときは、転職して、お財布に諭吉ぶち込んでお客さんになりますからね〜〜〜！！

25歳社不の転職活動は今少し継続しそうなので、IPSAさんで感動した体験を拙い筆ながら綴ることで小さな小さな恩返しをしたく思います。

以上、25歳社不でした。