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留学って本当にキャリアアップにつながりますか?

再開した次の瞬間にcakes閉鎖でゴタゴタしていて、うーんと思ったのですが、淡々と続けますね…。noteには引っ越し機能がないんだよね。これはどうにかして欲しい。運営さんよろしくお願いします。

さて、本題。私の答えはイエスです。社会人大学院留学はキャリアにとってかなり大きな転機になりました。今日は留学後のキャリアに関して書こうと思います。

もう留学が終わってから1年半近く経つことに驚いています。留学する前に留学後のキャリアについて色々不安に感じる人も多いのではと思います。私も例外ではなく、留学後のキャリアが不安すぎて、前の会社を辞めずに留学をしました。結局、思うところあり、大学院在学中に仕事を辞めたのですが(後述)…。

就職活動を開始した時期

仕事を辞めた後修論に集中して、コースが終了してから就活を開始しました。8月中旬に修論を終えて、次の仕事が決まったのが11月末でした。転職の経験はなかったので、どのくらいかかるかも未知数だったのですが、3ヶ月で決められたので、ものすごく時間がかかったわけでもありませんでしたね。

何が変わった?何が良かった?

給与面

一番聞きたいところだと思います。お金をかけて留学をしてどの程度投資効果があるのかは大切なポイントです。
結論から言うと留学後転職したことにより年収がかなり上がりました。現時点で前の年収から250万以上上がっています。自分でもそこまで年収上がると思ってなかったので、ちょっと意外でしたが、充分投資を回収できたなぁと思ってます。まあ、そもそも前の職場の給与水準が低く、過小評価されていたのかもしれないですね…。留学に行くまではそこそこもらっているつもりでしたので、全くそうは認識してなかったのですが。

自信がついた

留学したことで能力面、精神面ともに自信がついたことがキャリア選択にとてもプラスに働きました。コースを良い成績で卒業したことで、胸を張ってリモートセンシングの専門家と言えるようになりましたし、プログラミングや各種解析手法を勉強したことで技術的にかなり自身がつきました。
加えて、海外で一人で生活したこと、孤独と戦いながらがむしゃらにわからないことと取っ組み合いをしてやり遂げたことで、いろんな新しいことに飛び込む自信が出ました。また新しいことを始めても、きっとその時その時でベストを尽くせるだろうなと思え、精神的により強くなれました。

客観的に自分の置かれていた環境を見ることができた

会社から一旦離れたことで、それまでの会社の人間関係のキツさを客観的に見られるようになりました。留学に来る前は、パワハラ気味でバリバリ女性蔑視の上司の下で働いていたのですが、これ以上その人の下で働くことは時間と精神の無駄使いだなとはっきりわかり転職に踏み切ることができました。渦中にいるときは、私が悪いのかな?とか思ってましたけど、一旦離れてみて、合わない人っているし、合わない仕事もあるよな、とある日思うことができました。

仕事の幅が広がった

仕事の幅が広がったのも良かったです。もともと森林が専門だったのですが、専門的にリモートセンシングを学んだことで、できることが増え、仕事の幅が広がりました。現在仕事では建設系の仕事をメインにやっていて、知らなかったことを必死に学びながら仕事しています。分野が変わると、働いている人の性質も変わってくるので、それもなかなか面白いです。
仕事の幅が広がったことでこれからこの職場でなにかあっても、次を探せばいいやと思えるようになったのも良かったです。

自己アピールがうまくなった

履歴書や職務経歴書づくりがとても楽でしたし、転職の面接のアピールも楽でした。大学院に入学申し込みをするときに、ステートメントや(自分で自分の)推薦書を書いたのですが、その中ででこれまでの仕事の棚卸しもできましたし、アピールポイントがはっきりしたんですね。どう書けば相手がどう取るか、どう魅力的だと思ってもらえるかを考えた上で、履歴書や職務経歴書を書き、挑んだ面接は楽でしたし、実際とてもうまくいきました。

お誘いが来るようになった

これは留学に行く前の話なのですが、留学に行きますとなった時点で、一緒に働いていた他社の方から「帰ってきたらウチで働かない?」とお誘いを頂いていました。仕事ぶりを見た上でそう言っていただけたのはとても嬉しかったし、留学は更にプラスだと思ってもらえるんだな、と自信になりました。この言葉をお守りに前職を辞めることができたような気もします。
今の仕事を始めてからも、数件ですがお誘いがあり、本業の他に森林関係の副業もしています。

留学をすることで、視野が広がり、スキルが身について、行く前といったあとでは気持ちも環境もずいぶん変わりました。だからみんな行ったほうがいいよとまでは言えませんけど、悩んでいる人の背中を少しでも押せるといいなと思います。
なにか質問や相談があれば、プロフィールの質問箱からどうぞ。


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