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海外のトイレのUX

私は海外に行って、各国のトイレのデザインを見ることが好きだ。

UXデザインを生業にしている人は結構な確率で注意して見ているポイントだと思う。同業種の人とは結構この手の会話で盛り上がる。

バカリ様のネタにもあったけど、あの「大」と「小」ってあまりにもダイレクトすぎる。笑

慣れ久しみすぎて直感的に使えるプロダクトでも、よく考えたら、「これ、海外の人に分かるの?」って思う日本のプロダクトの代表的な例がトイレ。

今回訪れたいくつかの国で、ああこういう解があるのね、と思ったら2つのトイレを紹介。

①丸の大きさで表現パターン

これはプラハの国際空港のトイレ。
大きい丸=大
小さい丸=小
かな?
紳士的でかつ、ミニマル、、、。

②線の長さで表現パターン

これはコペンハーゲンの近代美術館。
プラハ以上にミニマルなデザインは無いだろうと思っていたんだけど、想定外の角度からの表現。
さすが近代美術館。。

こんな感じで、直感的なスタイリッシュな様々な解に注目することが面白いトイレのデザイン。
日本の「大」「小」のことだけど、変とは慣れ親しんだデザインをいきなり変更することが難しいのが公共デザイン。

直感的とはいえ、初めての形に出会うと一瞬戸惑う。
だけど少し考えて理解することも、また楽しみの一つである。


そういえば今回「トルコ、チェコ、デンマーク、モロッコ、スペイン」と旅したけど、どこにもウォシュレットが無かった気がする。
殆どの公共のトイレでウォシュレットが設置されている日本、ありがたき。


番外編

ジェンダーレスカラー意識?@パリ空港
こんなところでも評価求めれる@パリ空港
良い。中は落書きがたくさんあったけど。@デンマーク街中トイレ
押したら時間と共に元に戻る仕組み@デンマーク街中トイレ
うつくしい@デンマーク近代美術館
ペットに理解がありすぎる@トルコ空港
あーこのパタンねってタイプのトイレ@トルコリヤド

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