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応募したい企業のページはここを見よう

柏木です。面接したい企業の情報は少しでも知りたいですよね。例えコロナじゃなくても。ということで今日は企業ホームページの見方です。

皆さんが企業ホームページを見るときは、ぜひとも「するってぇと…」といった仮説思考と、疑いの目を持って見て頂きたいです。その前に1つ先に私の勝手な理論をお伝えします。

「採用慣れてる会社ほど、第一印象は好印象」理論

世の中には遊び慣れている人というのがおりまして、遊び慣れてるやつに限って、お店選び上手だわ、会話が上手だわ、話弾むわ、お会計もスマートだわ、といった「遊び慣れてる男ほど第一印象は好印象」ってありますよね。今、口元ニヤついたあなた、思い当たった経験ありますよね?

単純に遊んでる場数が多く、しかも遊ぶことがゴールなので、んまぁこうなっちゃう訳なのですが、採用においてもそのままのことが言えまして、採用に力を入れている会社の採用HPはだいたいキラキラした作りになってます。

それが悪いわけではないですが、会社の本心が見えにくい作りになっていることが多いので、会社のHPは疑ってみましょう。それぐらいがちょうど良いです。

では具体的に見ていきましょう(検索)

まず見るポイントです。

・会社概要 ・代表者挨拶、略歴 ・採用HP、採用職種のページ

この順番で見ていきましょう。

まずは会社の検索から。「ーー株式会社」と検索したあなた。惜しい!まずは、「会社の名前 採用」で調べましょう。そうするとGoogleがページの下の方でこんなことを教えてくれます。

採用_-_Google_検索

おや?おやおや?この会社何でこうなった?みたいな仮説が見えてきましたね!はい!ここで持って!疑いの目!

1つ目の疑いの目は、「この会社大丈夫か?」の視点

2つ目の疑いの目は、「ネガティブなことを書き混んだ側の人は、一体何でこんなことをわざわざ書きこむのか?メリットは何 ?」です。

自分が興味を持っている企業の情報は良いことを知りたいというマインドが強いですし、悪いことを書かれていると必要以上に不安になりがちです。冷静に両方の視点にたって疑いの目を持つことが大事です。

会社概要、ここを見よう

会社概要_-_株式会社ミライへ

次に会社概要のポイントの見方です。まず社長がどんな人か見ましょう。インタビュー受けてないか?地方中小企業でも、ガイアの夜明けとか出ていないか?社長の人となりをググりましょう。

次に取引銀行。

支店まで書いてある場合は、現在の法人の住所と支店が一緒かどうか確認しましょう。基本的に、会社が大きくなって移転しても創業の頃から付き合いのある銀行を変えることは稀です。移転を経て大きくなった可能性があります。ちなみに昔は、「メガバンクは口座を作るのが難しい。ちゃんとした会社やちゃんとした企業じゃないと作れない」と言われており、取引銀行=メガバンク=良い会社!という流れありました。が、実際私自身も銀行口座開設してみて思いましたが、あんまり参考にならないです。

事業内容

事業内容、自分がやりたい業種業界以外のこと書いてありますか?その場合、面接や社内異動でその事業に異動になる可能性あるのでお気をつけて。あと、「いや、これ怪しくね?」みたいな事業内容を載せている場合もお気をつけてね。面接は全力で頑張る必要がありますが、実際に内定貰ってから「この事業って何ですか?」とか聞くと良いですね。

代表者挨拶、略歴

代表者挨拶の内容も見ましょう。ポイントは2つです。1つ目、全体的に言ってることが共感出来るか?そして、代表の出身はどこの人か?です。

1、代表の言ってることに共感できますか?共感できなければそもそも会社の意思決定が合わない可能性が高いです。そのため、会社が行う最後の際の後の意思決定が自分に合わない可能性あります。大企業ならあまり気にしなくて良いですが、中小企業はこれがまじで大事。そして創業社長のところもこの色が出がちです。

2、代表の出身はどこですか?大学や創業前の企業の色に染まります。私も含めて「リクルート出身の人」の会社は何かにつけて、「お前はどうしたいの?」とか言われがちです。中小企業の場合は特にOpenWorkなどの口コミ件数も少ないので、出身企業の口コミも見るようにしましょう。

お腹いっぱいですか?まだ行きますよ!

上場企業は社員の平均年収が見れる

EDINETという上場企業の報告書を見ることが出来るサイトがあるのですが、上場企業を受けるときこそ、有価証券報告書は目を通しておきましょう。

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ここで社名を検索すると、「有価証券報告書」というものが出てきます。

「ーー期第○四半期」といった報告書は、1年間の途中の報告書なので一旦今は無視。「第ーー期 有価証券報告書」を探して見てみて下さい。

最初は数字があって、見なれない数字が続きます。が、従業員の状況というところを見ると、

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従業員の人数、平均年齢、平均勤続年数、平均給与が見れます。

が、しかし注意点としてこの数字は正社員のみの数字が多く、正社員のみの平均年齢・勤続年数・年収となります。ここに記載してある金額と各社のナビサイトを見比べましょう。Openworkも見比べましょう。2つのサイトの年収に大きく乖離がある場合は、正社員至上主義(=なんだかんだで出世するのは正社員または新卒から入社している人)だったりします。新卒で就活をしている時は、各社のナビサイトが出している平均勤続年数、退職者数などを見ていくといいですね。

大事なことは比較です。会社が出している情報と何かの意図をもって書いた口コミ、評判のギャップは何か?なぜギャップが生まれるのか?を自分なりに仮説を立てて考えるには2つの情報源を比較しなければなりません。

まさかの理論にたどり着かない

いかん、盛り上がってきてしまった。

まさかの「採用慣れてる会社ほど、第一印象は好印象」理論に触れる前に2300文字を越えてしまいました。まじかよ、これからやぞ。

という気持ちで一杯なのですが続編書きますのでまずはここまで参考にしてみて下さい!



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