【CL東京6-1day2進出】後手特化型ターボエンテイ解説
こんにちは、かしわもちです。今回は自分がCL東京2025に参加し使用したターボエンテイを解説しようと思います。
配信卓は初めてで、盤面綺麗に置かないと…、シャカパチしないようにしないと…、とかいろいろ考えてたら1ターン目瞬足忘れてましたね。でも配信卓の経験これで一度できたのは大きな経験値でした。慣れない初配信卓だったのに大目に見てください…。
デッキ紹介
基本戦略
自分から後攻を選択し、全力で回します。
・やること
⓪ジャッジマン打つ
①エンテイ、草オーガポン置く
②エンテイに炎エネルギー手貼り
③草オーガポンの緑の舞で草エネルギー付ける
④エネルギー付け替えで草オーガポンの草エネルギーをエンテイに付け替える
⑤ラティアスの特性で全員逃げれるのでエンテイ前に出して攻撃
その後は相手が嫌がる面の取り方する、ジャッジマンで再び妨害する、サイドレースを進めるなどして終局まで逃げ切ります。
当日のマッチ
デッキ選択の経緯
まず今のポケカの環境デッキの戦い方、傾向を調べてそれに強いデッキを選択しよう思い、環境調査をしました。その結果現在の環境は大きく分けて、
①ロトムvなどで準備しながら強い進化ポケモンを立てて戦う捲りデッキ
②サイド2枚のルールポケモン主体で戦う速度デッキ
この2種が主となって環境が構成されていると考えました。
なのでこの2種のデッキタイプに強く戦うことができる手段を持ったデッキを探し始めました。
・①の捲りデッキへのアプローチ
これらのデッキは全て先行を取ってロトムvの即席充電からパーツをなるべく引き込み、先2のペパー等で足りないパーツを揃え盤面を強固にするという性質上、後1のジャッジマンを強く使えるデッキが強いという結論に至りました。
後1ジャッジマンが強い理由に、
・即席充電で増えた手札を4枚にリセットできる
・序盤は手札の総枚数があまり増えないペパーを使用しないと強い盤面を確実に構築できないため、総枚数の少ないジャッジマン後の手札では盤面形成+アタッカー用意の2つを同時にこなすことが困難
があると考え、この手の盤面形成ができたら強いデッキには盤面形成阻害をすることで勝率を出すことができると思いました。
これに追加して先1で展開できる限られたポケモン数を1枚でも倒して減らすことができればより相手に苦しい展開へと持ち込ませることができるとも思いました。
・②のルール持ち速度デッキへのアプローチ
今の環境は雑多環境すぎて、この手のデッキタイプに勝てるデッキは他のデッキに勝てないなどが多すぎて、このデッキタイプミラーでよく言われている
「2-2-2の取り合い、先に2枚取った方が勝ち」
今回はこれに着目しました。2-2-2の取り合いがキツイ、と環境デッキ達自身が言ってるならそれを全力で特化すれば勝率を出せると思いました。
以上の要件を簡潔にまとめた以下の3つを満たすデッキは今期勝てるデッキだと考えました。
①後1ジャッジマンを言える
②後1から攻撃できる
③2-2-2の取り合いに強い
この3点を抑えたデッキを探すこととしました。そこで注目したのはこのカード
CL東京の1週間前に発売される新弾に収録されているラティアスexです。このカード本当にすごくて、上記の条件3つ全てをサポートしてくれる神の1枚となってます。
何が偉いかを言語化すると、
・この系統のデッキには必須のアタッカーをバトル場に出す為のいれかえ札を不採用にしてデッキ枠を空けることができ、ボール札が起き型のポケモン入れ替えに変換できる。
→自由枠スロットが増え、後1攻撃の再現性と対応力を上げることができる。
・2-2-2の取り合いをする時にサイド1枚のポケモンを壁にして先に2枚取られることを防ぐ行為をしやすくなる。
→後手を相手に取られた場合や、後1に攻撃することが失敗してしまった場合もサイド2枚のポケモンがバトル場にいることを回避でき、尚且つ次のターンすぐに後ろのアタッカーへと逃げて入れ替えることができる。
というこのデッキの核と言ってもいい革命の1枚でした。なので今回はラティアスexを中心にデッキ研究を進めていくことにしました。
↓デッキ研究の一部成果
上記のアヤシシオーガポンのような、その経緯で生まれた別系統のデッキも多数ありましたが、エンテイ+オーガポンが一番強いという結論になりました。
エンテイをメインとした理由には、
①特性の1ドローが強い。エンテイ2面+ラティアスで瞬足→逃げてまた瞬足のような動きができて再現性が高い
②ゼロの大空洞のおかげで打点がより出せるようになり、240程度の打点であればお手軽に出せる
③HP230が偉い。トドロクツキexのカラミティストーム、ルギアVSTARのストームダイブなど220点ラインの攻撃を1回耐えることができる(水弱点だからネオラントVの120×2で倒されますが…)④炎タイプなので現環境に多い草オーガポンに弱点を付け、ベンチ展開が上手くいかず200点程度の打点が出せなかった場合でも倒しやすい
⑤森の封印石が使える。後1に揃えたいカードで足りないカードがあった場合や終盤のボスの司令など欲しいカードを確実に持ってこれるこのカードが苦なく採用できるのは強い
という理由がありました。要求エネルギーも軽くて殴りやすいし逃げるエネルギーが重い代わりに現代でも通用するスペックを貰ってるだけあります。今やノーデメリットですが、
というような経緯で今回このデッキを持ち込むこととなりました。
環境デッキへの相性
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