死にかけの人間を救ったのは画面の向こうのアイドルだった。〜アイマスに人生を救われた女〜

#自己紹介をゲームで語る

あるところに、一人の女性がいた。

とある難関を前に、これがだめなら、もう命を経つしかないと考えていた。うまくいかない事だらけだった。思った様に人生は転がらなかった。自分の才能は伸びていかなかった。ただ少し他の人より想像力が豊かなだけの、もしかすると常人にすら劣るかもしれない人間だった。

新しいことにチャレンジしてみた。でも、結果は出なかった。自分のできる全てを出し切ったつもりになっていた。でも、大多数のひとはその彼女を気にも留めなかった。彼女は、じきに、自分は居てもいなくても仕方ないと考えた。はやく消えてしまいたいと思った。

でも、彼女の胸には、何人もの、アイドルの姿があった。望む様に物事が進まなくても、自分を仲間を信じて戦い続けたアイドルの姿だ。

小さい頃からの夢を諦めざるを得なかった青年は、アイドルという翼を持って、今一度最高の景色を探している。

大きい自分に、可愛いものは似合わないと変わり者を演じていた彼女は、自分の着たい服を着て、他のアイドルと楽しそうにステージに立っている。

自分のまま、諦めずに走り続けて、努力をして、頂点に至ろうとしたアイドルがいた。

自分の人生がどうしようもなく、ちっぽけで、泣きたくて、声の出ない日に、私に声を届けてくれる存在が心の中にいる限り、また立ち上がろうかと思える。

まさに、伝説だ。

ありがとう、アイドルマスター。