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Eテレ「ハッピーニューアーツ!」で紹介されたナイトミュージアムのすゝめ

NHK Eテレで日曜朝9:00から放送されている日曜美術館は、朝活セッションを終えてひと息ついてからの毎週のお楽しみ。
今回は「ハッピーニューアーツ!」という新春スペシャルでした!

そこで取り上げられていたのが、東京都写真美術館で開催されている、「即興 ホンマタカシ」という展覧会。

恵比寿ガーデンプレイスの中にあるミュージアム

東京都写真美術館は恵比寿にあり、仕事帰りにも立ち寄りやすい立地。
定時に帰って1日を充実させたい人にお勧めの場所です!

即興ホンマタカシの展覧会エントランス

なぜ逆さま?その謎がテレビ番組で明らかに

会場には、このように逆さまに展示されている写真が大半でした。
その制作過程は、撮りたい建築物の向かいの部屋を借り、窓を全部目張りし、1箇所だけ小さい穴を開ける。部屋の壁には印画紙が貼り付けてあり、光が小さい穴を通って壁に届くと逆さまに写る仕組みなんだそうです!

昼間でも1時間はかかり、夜景なら8時間かかることもあると、テレビで解説されていてビックリしました!

小学生のころ、〇年生の科学の付録に、カメラがなくても写真が撮れるキットがあったような。それと同じ原理で撮られた写真なんですね。

観る者の好奇心を揺さぶるさまざまなシカケ

逆さまに写った富士山や、ピンホールを覗く気分で見てみたくなる、穴の向こうの画像まで。

鏡を使った仕掛けも楽しめました。

見る角度によって、さまざまなビルの光景が映ります。その画像は、もちろん逆さまです。

写真は本来、スローなものかもしれない

日曜美術館では、写真家ホンマタカシさんがインタビューに答え、普段の商業写真、モデルさんの写真でも大量の枚数は撮らず、偶然性を大切にしていると話されていました。

実は今回の展覧会では、カメラで撮った写真は1枚もないというのです!

スマホやデジカメでは決して撮れない写真が並び、写真とは本来、自然の光を生かして大切な1枚を撮るものだと気付かされる展覧会でした。

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