過食嘔吐の幕開けを振り返る




はじめてのオンライン上での日記に戸惑いつつ、

文字を打つ。


文章構成もパソコンも苦手な私。


きっと自分がこんな状態にならなければ

一生読み手であったと思う。

間違いない。


今回、そんな私がnoteを使用して自分と向き合いつつ

会社のハラスメントと過食嘔吐と生きる記録を綴ることを

褒めたたえたい。




数年ぶりに立ち上げたパソコン。


面倒臭がりな私にとっては実に面倒くさい。本当に。


ハラスメントについては後程綴る予定だが、

余りにも前から日常的に受けてきたせいで

事細かに覚えていないことに後悔・・・

(すごく不快で限界な時だけTwitterで吐き出す日々)


過食嘔吐を始めた日は辛うじてツイートしていた。



その日から3ヶ月が経つ。




2020年2月12日

この日、まさか自分が口に指を突っ込むとは思わなかった。

もちろん後悔している。

浅はかな行動だった。

だけど、今の自分も当時の自分も

鼻から透明の粘液を出しながらトイレを汚しながら

胃の中を吐き出さないと耐えきれなかった。



この日を境に毎日欠かさず吐いている。

序盤の1ヵ月は

「太ったら職場の人にからかわれる」

「職場で陰でネタにされる」

という恐怖だった。



食べるのが怖い。

太るのが怖い。

職場の人との会話が嫌だ。



けど、だんだんともう一つの気持ちも芽生えて離れなくなった。


「吐かなくちゃ・・・」


まさか自分がこのような思考を持つ日が来るとは思わなかった。


昔から食べることは好きだった。

運動もして、食事も味と会話を楽しんでいた。



今は?


使命感。


よく過食嘔吐の方がもつ感情だと聞いたことがある。(個人によるが)



使命感に駆られて出前をとる。

吐きやすいもの。吐きやすいもの。吐きやすいもの。


出前のご飯に飽きてきたら近所のコンビニに走る。

昨日は夜買い出し行ったから今日は朝行こう。

店員に過食嘔吐とバレてしまう。


日に日に悪化する右手の吐きダコ。

日に日に底をつく貯金。


どこに行くにしても怖くて右手を隠す。

豆も潰れて膿が出て、これは酷いなと思った。

ここで「もうやめよう」とはもちろんなれるわけがない。

やめられない。


左手?

上手く吐けない。やっぱり右手。



どうしよう。


しかし有り難いご時世だ。

SNSがあるではないか。


すぐにツイート。

「吐きダコ出来にくい吐き方ってありませんか?」

―――ゴム手袋やビニール袋して吐いたらマシになりますよ。



エジソンのような人だと思った。



すぐにゴム手袋を購入。

貯金がみるみる減っているのに気づきながら、

トイレに吐き出す食材を詰め込む。


朝も。昼も。夜も。


ゴム手袋をはめてトイレにgo。



中厚手の手袋が破けるほどの歯の威力。

こわいこわい



もちろんゴム手袋していても成長する右手の吐きダコ。



やめられない。

けどこれ以上続けても、右手が悪化するだけだ。

そして第一段階に踏み込んだ。



下剤だ。



4月半ばに早速Amazonで購入。

ネットで評判の下剤と便秘薬2種類を辛うじて服用上限内で抑えて飲む。


だけど、どうしても吸収されている気がする。


上からも下からも出しても出しても完吐きできない。

少し減量していた体重は元に戻りつつある。


怖い。


そうしてチューブに手を染める。


そんな幕開け。




もっと小分けに日記を書こうとしたら

走馬灯のように思い出してきてついつい書きすぎてしまった。




明日は吐かずに過ごせるといいな。






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