日本文学専攻のためのword覚書

自分が、いざ忘れた時に見れるように。
macユーザーなので、windowsだと少し異なるかもしれません。

日本文学専攻だからって、ITに弱いと思うなよ!

ちなみに、ショートカットキーを覚えるのは大幅な時間短縮になります。by知人のプログラマ

前置き:基本のショートカット

()内はmacの人。

コピー:ctrl+c (command+c)
ペースト:ctrl+v(command+v)
全て選択:ctrl+a (command+a)
部分的に選択:shift+矢印キー
保存:ctrl+s(command+s)
ウィンドウを閉じる:ctrl+w (command+w)

word
傍点:ctrl+D (command+D)
太字:ctrl+B (command+B)
アンダーライン(傍線):ctrl+U (command+U)
※漢文だとたまに中国語認定されて、傍線が左側につきます。

・文字の両側にルビを振る

読本とかにある、「妓女」って書いて右に「ぎぢよ」左に「おやま」って書いてあったりするアレです。
ちなみに、左側にあるルビは「注」ではなく「訓」とか「ルビ」と読む方が適切らしいです。

基本的にmacでの話なので、windowsの場合は違うかもしれません。

1.普通にルビを振る。(wordの上のバーの、ホーム>フォント>A abc)
macの場合、ショートカットはもともと備わってはいないようです。
windowsはアクセスキーというやつでできるっぽいです。(Alt, H, F, Rを順番に押す)
ショートカットの割り当てはmacの場合、「ツール」>「ショートカットキーのユーザー設定」、「すべてのコマンド」で指定できます。コマンド名はFormatPhoneticGuide。
参考:Microsoft

2.ルビを振りたい字を選択、右クリックで「フィールドコートの表示」(もしくは、shift+F9)

3.「¥s¥up 9(ルビ),」をコピーして、ルビを付けたい語の直前にペースト。この時、「,」も忘れずにコピー

4.3でペーストした「¥s¥up 9(ルビ),」を「¥s¥do 9(新しいルビ)」に変更。

5. フィールドコートの非表示(shift+F9)で完成

例)妓女、にルビを振りたいとき。4まで終わるとこんな感じ
{ eq ¥* jc2 ¥* "Font:游明朝" ¥* hps10 ¥o¥ad(¥s¥up 9(ぎぢよ),¥s¥do 9(おやま),妓女) }
太字部分がペーストした箇所。

ルビの文字の大きさを変える

1. フィールドコートの表示(shift+F9)

2. ルビの文字を選択して、ホーム>フォントから、文字の大きさを変える。

3 .フィールドコートの非表示(shift+F9)

一つ一つちまちまやるのではなく、全て選択(command+A)→フィールドコートの表示(shift+F9)→置換機能を使って、一括でup 9からup 7に変更すると早いです。

ルビで行間が広がらないようにしたい

1 フィールドコートの表示(shift+F9)

2「¥s¥up 9(ルビ)」→「¥s¥up 7(ルビ)」のように、up(またはdoの後ろの数字を小さくする

3フィールドコートの非表示(shift+F9)、ルビが漢字に近くなる。

それでも広がる場合は、
4-1.「ホーム」>「段落」>「線と段落の間隔」をクリック

4-2.行間のオプションをクリック

4-4.間隔の行間を「固定値」にし、好きなptに設定。

漢文の時の割注

「ホーム」>「Aの下に矢印があるやつ」>「割注」

返点、送り仮名

上付き(Superscript):縦書きなら送り仮名。Control+Shift+=
下付き(Subscript):送り仮名。Control+「+」

どうしても動かなかったら、「ツール」>「ショートカットキーのユーザー設定」>「すべてのコマンド」に英語名を入れて確認すること。

もしかしたらもっと綺麗なやり方があるかもしれません。
「組文字」や「割注(FormatTwoLinesInOne)」でもできそうです。

漢文系はこの人のサイトが分かりやすかったです。

まとめ

なんでも、キーワードでググれば出てきます。
それを読解しましょう。というか、パソコンが強い人は、そういうのが得意な人のことです。
それに、適切なワードを推測して検索する、なんて人文系の、特に文学系の一番得意とする分野だと思います。
共に頑張りましょう(どこ目線)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?