歴代使用ランニングシューズ供養(という名の靴箱整理)
現在、我が家にはランニングシューズが8足あります。過去に履いていたものをとりあえず靴箱に放り込んで放置していたり、レース用・トレーニング用・トレーニング用のサブなど用途ごとに履き分けているため、気づいたらこんな数になっていました。
2024年5月、今シーズンに予定していたレースへの出場が全て終わりました。夏場は基本的に大会がほとんど開催されず、次シーズンは大体11月頃から始まります。つまり約半年はレースがない。そこで、この機に今まで使用してきたランニングシューズを整理し、もう使わないものは処分していくことにしました。
とはいえ、相当使い込んで愛着があるものもあるため、ただ処分するのではなく画像と寸評で記録しておくことで供養とし、その後に処分したいと思います。
MIZUNO WAVE IDATEN
購入時期:不明(恐らく2007年前後)
走行距離:不明
現在家にあるランニングシューズで最も古いものです。確か大学か大学院の在籍中に購入し、サークルでのジョギングやファンランとして出た大会で使用していたもの……のはず。さすがに昔すぎて覚えていません。
薄底のソールにしろアッパーにしろ見るからに昔のランニングシューズというデザイン。とにかく、間違いなくもう履かないし、相当劣化しているはずなので履けないでしょう。処分します。
ADIDAS ADIZERO BOSTON3
購入時期:不明(恐らく2014年前後)
走行距離:不明
当時、職場の先輩に誘われて市民マラソンに出るのに合わせて購入したもの……だったはず。現在ほどトレーニングしていた記憶は無いので、レース本番と合わせても多分200kmも使っていませんが、レース後はランニングをやめてしまったのでそれ以降は履いていませんでした。が、2020年のコロナ禍を機にランニングを再開した際の最初期に少し使いました。(2〜3ヶ月走るうちに足を痛めたのですが、劣化したこのシューズを使っていたのが原因かもしれません)
現在は12まで出ているADIZERO BOSTONシリーズの初期モデルということで、デザインも構造も全く違うというのが分かります。これも間違いなくもう履かないので処分。
ADIDAS ADIZERO BOSTON9
購入時期:2020年12月
走行距離:約500km
痛めていた足が概ね回復した頃にシューズを新しくしようと、せっかくなので今まで使っていたBOSTONシリーズの最新版にしようと思って購入したもの。当時は「最近のシューズはクッション性高いなぁ」と感じたのですが、そもそも6年近く昔のシューズと比べるのが間違っていた。でも実際に反発性もクッション性もなかなかいいシューズでした。
この頃からはしっかりトレーニングするようになっていったので、500kmほど使用しています。履き口やアッパーが破れてしまい、アウトソールもツルツルに削れているのでランには使用していませんが、デザイン的に好きなのでタウンユースとして現在もたまに使っています。そのためキープ。
ASICS DYNABLAST2
購入時期:2022年5月
走行距離:約600km
BOSTON9からの乗り換えで購入。コスパと高クッション性を求めてこれにたどり着きました。当時はトレーニングの理論なども全く知らず、とにかく5分30秒/kmくらいのジョグばかりしていたので、このシューズの想定ペースとちょうど合致し快適に走れました。これで1回ハーフマラソンを走りましたが、ぎりぎりサブ2。余力的にはもう少しやれたかもという程度の手応えだったので、以降は徐々にスピードを志向していくようになります。
600km程度使用してアウトソールもかなり削れていますが、一応まだ使えるのでトレーニング用のサブシューズとして最近まで出番がありました。でもこの機に処分します。デザイン的にもBOSTON9の方が好きなのでタウンユースとして使うこともないでしょう。
ASICS MAGICSPEED2
購入時期:2023年3月
走行距離:約1,400km
ハーフマラソン出場後、タイム短縮を目指してGarminコーチも使用し始め、シューズもより高機能なものに変えようと思って購入したこちらのシューズ。これがもう大当たり、今まで履いていたシューズとはまさに次元が違うという感覚でした。同じ力で走っても、これを履いているだけで10〜20秒/km速くなるような体感。あまりに気持ちよく走れるので、ジョグからポイント練習まで全部これでやっていたら結局レースに出ないうちに使いすぎてしまったので、レース用は新しいシューズを買うことにしました。
耐久性の面でも素晴らしく、レース用でなければ1,000kmくらいは問題なく使用できます。現在は1,400km近く使ってしまったので、さすがにもうミッドソールのヘタリ、アウトソールの摩耗が無視できません。アッパーも破れ始めている。それでもまだトレーニング用としてなら一応使えるレベルなので、新しいトレーニング用シューズを買って慣れるまでは残しておき、その後処分するかウォーク用にキープするか検討したいと思います。
カーボンプレート入りで高機能の割に低価格ながら高耐久という、コスパ抜群の素晴らしいシューズでした。
UNDERARMOUR HOVR SONIC6 WIDE
購入時期:2023年9月
走行距離:約100km
本来ならMAGICSPEED2を使いすぎないためにジョグ用のシューズとして購入したこいつですが、残念ながら期待外れ。公式の謳い文句によると反発性がウリのようですが、その反面クッション性は低く、接地の衝撃がかなりダイレクトに足に響きます。見て分かるとおりロッカー構造では無いこともあり、相当自分の脚力を使って走る必要がある。長距離のジョグをやるならもっとクッションが欲しく、スピードを出すにもシューズのサポートが弱いというどっちつかずな印象。近年買ったシューズの中で唯一の低評価です。
結局これが使えなかったのでMAGICSPEED2の走行距離が伸びてしまったという側面もあります。UNDERARMOURを試さずにもっと実績のあるメーカー製のにしていれば……
カラーリングは完全にランニングシューズ丸出しのド派手な蛍光グリーンですが、ウォークとしての用途だったら十分に使える。まだ使用距離も少ないのでとりあえずキープしようかと思いますが、MAGICSPEED2を残すならこっちは処分したい。要検討。
ASICS MAGICSPEED3
購入時期:2023年10月
走行距離:約200km
11月以降のレース用として購入したこちら。前モデルからアッパー素材が変わったりわずかに軽量化したりと進化した面はありますが、劇的に変わったというわけではありません。つまり、こちらも素晴らしい。11月から5月までのレースは全てこれで走りましたが、ハーフでサブ100が達成できたのも間違いなくこのシューズのお陰です。
まだ200kmしか使っておらず、ヒールの外側が若干削れている程度で次シーズンのレースでも十分に使えるはずなのでキープ。どれくらい出場するかは未定ですが、恐らく次シーズンで使った後にトレーニング用に降格か処分ということになるでしょう。
NewBalance FuelCell Propel v4
購入時期:2024年5月
走行距離:未使用
一番最近購入したものがこれ。まだ走っていないので使用感は不明ですが、TPUプレート+クッション性の高いミッドソールというMAGICSPEEDのトレーニング用下位互換のような構造。ポイント練習にもジョグにも適していそうな感じです。他のシューズと色々比較検討しましたが、これで実売価格8,000円程度という安さが決め手になって購入に至りました。Newbalanceなら大外れということもないでしょう。
そこそこ重さがあるのと、アシックスと違ってかなり足幅が細めなのが心配ですが、履いてみた感じではそこまで問題にはならなさそうなのでトレーニング用メインシューズとする予定です。多少使ってみて問題が無ければ散々使い倒したMAGICSPEED2にやっと暇を出すことができます。
ということで、8足のうち4足は処分し、残りはレース用・トレーニング用・タウンユース等として履き分けることにしました。これで靴箱も多少すっきりします。
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