「【推しの子】 6」感想・ネタバレ
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この本に出合ったきっかけ
この本との出合いはちょっと変わったものでした。
私はある日、人気ゲーム「星のカビー」のキャラクターがこの【推しの子】という本のキャラクターをコスプレしているのをTwitterで見ました。
これには驚きましたし、興味を持ちました。
みんなが話題にしている中、私も乗り遅れてはいましたが、この本を手にとって読み始めました。
読み進めるうちにこの物語の深さやドラマティックな展開に引き込まれていきました。
読んだ本のタイトル
【推しの子】 6
原作:赤坂アカ 氏
漫画:横槍メンゴ 氏
あらすじ・内容
感想
「東京ブレイド」という舞台が開幕を迎える中、役者たちの間には熱いドラマが繰り広げられている。
星野アクア、有馬かな、黒川あかね、鳴嶋メルトといったキャストたちが各々の過去と現在、夢と現実と向き合いながら演技への情熱を燃やしている。
一時は原作者・鮫島アビ子が完全にボツとした脚本だったが、脚本家・GOAとの和解により、全てのクリエイターが団結し、納得のいく脚本へと変貌を遂げる。
だが、その脚本は感情演技を重要視しており、役者たちの内面に大きなプレッシャーとなる。特に星野アクアは、過去の深いトラウマとの戦いが始まる。そのトラウマの名は「ゴロー」。
一方で、有馬と黒川の対決や、メルトの成長もこの巻の大きな見どころとなる。
この巻での「東京ブレイド」の開幕と、役者たちの内面の描写は圧巻でした。
特に、星野アクアの過去のトラウマや感情演技への葛藤は心に残りました。
過去の影に縛られつつも、そのトラウマを克服し、舞台上で最高の演技をするための彼女の努力は感動的でした。
また、有馬と黒川の対決は2人の関係性や背景を理解した上で見ると、さらに深みが増します。
この舞台編を通して、役者同士の関係や過去の出来事がどれほど舞台演技に影響を与えるのかを知ることができました。
2.5次元の舞台の裏側を描いたこの作品は、演劇の世界に対する新しいアプローチとして非常に興味深いです。
それと同時に、人間の心の葛藤や成長、そして人間関係の複雑さを巧みに描いている点も魅力的です。
最後に、次巻に向けての展開が非常に気になります。
特にアクアのトラウマ「ゴロー」との戦いや、他の役者たちの未来がどうなるのか。
そして、脚本家・GOAと原作者・鮫島アビ子の関係性にも注目しています。
この【推しの子】第6巻は舞台裏のドラマと役者たちの成長を感じることができる素晴らしい1冊でした。次巻も期待しています。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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