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読んだ本のレビュー「英国人から見た日本サッカー」日本文化の弊害が見え隠れ

読んだ本のタイトル

英国人から見た日本サッカー
著者: ショーン キャロル 氏

あらすじ・内容

来日10年・気鋭のジャーナリストが是々非々で根源的な課題に切り込む。

『日本は世界に劣らない。“保守的”な育成を捨てよ!』

全国津々浦々を取材して見えた日本サッカーの景色

WEBサイト『フットボールチャンネル』で大好評コラムが待望の書籍化


・道具はあるが、使い方を知らない“一芸だけのポニー”
・戦術的規律のない選手こそ、日本の攻撃を新たな次元へ導く
・日本代表が気骨な敗北者として語られる時代は終わった
・外国人指揮官によって、チームのレベルを引き上げることは以前のように簡単ではない
・今、日本に必要なのは様々なタイプの選手を生み出すこと
・代表監督としての必須事項は、その国の選手を理解して彼らの尊敬を集めることにある
すべては日本サッカー発展のために……
(以上、Amazonより引用)

感想

マスコミがメインスポンサーになって無いから、Jリーグはまだまだ発展の余地があると思ってる。
ただ、日本文化の弊害が出ている事は確かかもしれない。
練習の時間が多ければ多いほど良いと思われてる。
自身の考えで動かない、多様性のない選手層。

どこも同じような戦術、、

部活が疑問視されてるのは確かにそうだ。
まず顧問、学校の先生でスポーツの専門家はほぼ居ない。
その先生の指導の元、生徒たちが練習をするホラー、、

一年生の時に声出しとボール拾いをさせて、せっかく成長する時期に時間が勿体ない。
そして、試合も部員数が多ければその分チームを多くしても良いと思う。
とにかく試合をさせないと勿体無い。
ベンチにすら入れずピッチの外で応援とか虚しい、、
これはJリーグのチームにも言える。
J3でU23を作ってるチームがもっと増えても良いのに、、

サッカーはリーグ戦があるからまだ良いけど、トーナメント戦のみの大会しか無い野球は本当に気の毒だと思ってもいる。
高校野球のメインスポンサーが新聞社だから改善する兆しも無いし、、

とにかく、現状に疑問を持たずただ漫然と過ごしてるのは勿体ない。
そう思う人が増えて欲しい。
そう思わされた本だった。

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