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ラノベレビュー「淡海乃海 水面が揺れる時 〜三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲〜九」織田家が家督争い

読んだラノベのタイトル

淡海乃海 水面が揺れる時
〜三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲〜九
著者: イスラーフィール

あらすじ・内容

1579年。病に伏した織田信長がこの世を去った。強豪武将の訃報に関東全土が混乱し、朽木の当主・基綱もまた揺れていた。ようやく西の毛利との戦も落ち着いてきた矢先に東を任せていた同盟相手が欠落してしまったからだ。このままでは勝機ありと見た徳川家が迫ってくる。坐して行方を見守るか、自らの手で織田家を喰らって東を牽制するか──想定外の事態に基綱の思いは如何に?
弱肉強食の世を戦国サバイバル小説、最新刊!
(以上、Amazonより引用)

感想

織田信長が糖尿病が原因の卒中で亡くなる。
しかも、タイミングが悪く北条の小田原城を攻めてる最中の陣中廻りをしてる最中に倒れてしまい、織田信長が倒れた事を隠蔽する事も出来ない。

それを逆転の好機と北条家が織田家本陣を目指して夜襲をして来た。

その結果、織田信長、嫡男の勘九郎信忠が死亡。
その次の候補は三介信意と三七郎信孝なのだが2人は当主の器では無く家臣から信用もされてない。

でも他に候補が居ないから2人は争うように北条家に雪辱戦を挑む。

それを背後でコントロールしていたのは徳川家康だった。

そして漁夫の利を最大限に活かし徳川家康が小田原城を急襲して北条家を滅ぼしてしまう。

そして織田家の2人も後ろを脅かされ動揺した北条家を蹴散らすが、徳川家康を一人勝ちさせ、それに感謝すらしてる2人に家臣達は不満を感じるようになって来た。

滅ぼされた北条家、今川家の子供と女達は朽木家に仕えるかつての同門を頼り庇護を求め、朽木家もそれに応じる。

そして、徳川家康に踊らされている状態の織田家を主人公の朽木元基は取り込む事を決意する。

そのために、背後を脅かす九州の島津家を抑えるため大友家と龍造寺家を組ませて、島津家を牽制させ、更に琉球王国には朝廷から官位を与えて島津家が貿易を独占しようとしているのを牽制する。

四国では長宗我部に軍を派遣して降伏に追い込む。

それで背後の憂いを取り払うのだが、、、
徳川家康の動きが不気味。。

朽木家は天下統一が出来るのだろうか?

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