【貴女を感じる】
昨日から再びめまいがきた
せっかく行きたかったのに
これでは行けない歩けない
布団のなかで横になってる
ごめんなさいごめんなさい
あんなに封印していたのに
一瞬で崩れてしまったんだ
あなたは誰なの誰なの君は
遠い記憶の中に貴女がいた
貴女は私を恨んでいるはず
殺されても仕方ないんだよ
あんなに死にたがっていた
あの頃の貴女を捨てたのは
ごめんなさいごめんなさい
貴女が来たのはわかってる
凄まじい怨念を感じたもの
そうだよね当然だと思うよ
でも今の私は変えたいんだ
譬え貴女がナイフを持って
私を殺そうとしたところで
私は貴女に殺されはしない
時間は解決してはくれない
どんなに恨まれていようと
時間では何も解決できない
時間はただ過ぎていくだけ
…っていうお話。
[投稿にあたりmitomokさんのイラスト・写真を使用させていただきました。ありがとうございます。]
20240714
20240724
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