教授クエスト

 教授選参加を目指し楽屋裏で格闘している姿を、雑談の中で再認識させられた。論文が雑誌に掲載されればインパクトファクターが付与されるので、攻撃力を増強するため集めるのが王道だ。
 論文作成の源である研究についての書物を思い出した。”ゴキゲン”に語る点が異色で、楽しさと実践方法で満ちている。初版出版後にNEJMの巻頭を原著で飾り、母校の教授に上り詰めた坪田先生の新書は、第2版で研究室の運営に及ぶ。

坪田一男 理系のための研究生活ガイド 講談社BLUE BACKS 初版1997 第2版2010

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