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【#2】20歳のときに知っておきたかったこと〜スタンフォード大学 集中講義

20歳のときに知っておきたかったこと〜スタンフォード大学 集中講義    

                                          ティナ・シーリグ




○私なりの結論


今までの常識に囚われずに、若い頃は積極的にリスクをとって挑戦するべきだ!


○失敗は悪いことではない


私たちは大抵の問題を狭くとらえすぎている。

また問題にぶつかると解決できないと考え、クリエイティブな解決法を放棄する。

起業家になろうとする人は、問題の大きさに関係なく、今ある資源を使ってクリエイティブに解決しようとする。

人生の選択では、最初から正しくなくても構わない。

人生には多くの機会が訪れるもので、試行錯誤しながら、自分のスキルと情熱を思いもよらない形で組み合わせて、そのチャンスをモノにすれば良い。

もっと大切なことは、失敗も受け入れるべきだということ。失敗するからこそ学習し、それを人生に活かしていける。

成功の秘訣は、なにか試すたびに、どれだけ教訓を引き出し、それをもとに次の段階に進めるかどうかである。

○自身が成長するために


人間には、自分のやりたいことを誰かに許可されるのを待つ人と、自分自身で許可するタイプがいて、チャンスが来るのを待つのではなく、自分でつかみに行く方が良い。

与えられた仕事だけしかやらない人になるのではなく、組織に少しでも貢献するために大きな挑戦ができる人になろう。

できることを増やそうという成長志向の人は、目標を達成するために、リスクを取ることをいとわず精力的に動く傾向がある。

何かを成し遂げようと思ったら、まず、その方向に動き出すように自分が行動すれば良い。組織の穴がないか探し、スキルと経験をいかせる方法を見つけ、いち早く動いてみる。

○幸運は自分で呼び込むもの


幸運とは、小さな選択やささいな行動の積み重ねで、毎日少しずつ向上した結果、長期的に成功する確率が上がったことをいう。

成功者はチャンスが訪れた瞬間ばかりが注目されがちであるが、それを掴むための準備が出来ていた人のみが成功する。

幸運な人たちは、初めての機会を歓迎し、経験のないことにも積極的に挑戦する。

運に恵まれる人は、楽天的であり、自分にいいことが起きると思っている。

人と会う時は目を見て笑顔を絶やさないため、いい人との出会いがあり、チャンスの扉も開かれる。

○最高のチーム(組織)とは


最高のチーム・プレーヤーは、他人を成功させるために労を惜しまない。

組織内で地位が上がるほど、個人としての貢献は重要ではなくなり、他の人たちのやる気を引き出すことがより重要になる。

リーダーとは、各人が長所をいかせる方法を見つけ、誰もが「やりやすい」仕事を担当させることが役割である。

他の人と協力することで、組織を最適化し、メンバーの強みを引き出し、周りの人が助けたいと思うような人になろう。

○毎日1%の向上を積み重ねる


与えられた仕事しかしない人は、1年後には、

1.0×1.0×1.0・・・(365回)=1.0である。

対して、毎日1%向上する人は、1年後には、

1.01×1.01×1.01・・・(365回)=37.78となり1年後には約37倍の差になる。

逆に毎日1%ずつ悪くなると、1年後には0.02になり、毎日1%向上する人と比べると2000倍近い差がつく!

○最後に


私はこの方を読んで、実際に今20代である身として今までの自分の常識に囚われずに、積極的に失敗を恐れずチャレンジしていくことが大切であると感じた。

今の現状に満足していない、目標が見つからない人などはぜひ手に取って読んで見てほしい。やる気が増すはずです。

最後にこの本で自分が好きな言葉があったので紹介して終わりとします。


「最後は万事うまくいく。うまくいってないのならそれはまだ最後ではない。」

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