誕生日ケーキ🍰を求めて

弟と、洋菓子店巡りをした。自転車で1.5時間ほどかけて。

最初、「好きなケーキ買ってき」とお金を渡されたのだが、検索すると気になるお店がいくつかあったのと、ひとりで行けないくらいわたしが方向音痴なのとで、結果二人で昼前に家を出た。

ところが、一軒目。
着いたはいいが、かなり種類が少ない。ラインナップも微妙。
とりあえず、弟に許可を得て、焼き菓子をゲット。

汗をかきながら爆走して、二軒目。
うん、微妙……。値段高いわりにめちゃくちゃ小さなケーキ。そして、タルトもモンブランもない。
とりあえず、弟に促されて、生チョコレートを購入。

橋をいくつか渡り、三軒目。
着いた。しかし、却下。
なぜなら、まだ開いていなかったから。

いよいよ暑さでぼぉーっとなりながら、四軒目。
小さい店構えながら、種類豊富。タルトもモンブランもある。シュークリームもおいしそう。
というわけで、ようやくケーキを買った。

全部弟のナビゲートのおかげ。

「一番近い所で一番多く買ったな」と言われた。

皮肉にも、そうなのだ。

けど、わたしだけでは絶対になかった発見だ。
とてもありがたい。

そして、こんな頼りない姉で申し訳ない。

我が弟よ、ありがとう。

暑かった。疲れた。長時間自転車に乗ってお尻が痛かった。
でも、楽しかった。

わたしの住んでる町には、たくさんの橋や商店街があることも知った。

今年はそんな誕生日になった。




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