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あ、私田舎に住んでいる

関西から友達が遊びに来てくれたので、名古屋で待ち合わせて、ご飯を食べることになった。おしゃべりが楽しくて、心が完全に若返った。たぶん見た目も(自己申告)

今は例のウィルスのことが心配な時期。友達も電車の中が心配だったようだ。もうどこにウィルスがあるかも分かんないし、
「免疫力つけよー!!」というわけで、
うなぎを食べることに。
なんでも、口実を作るのが上手い私たちである。

列に並ん出る時に、
「今日バレンタインだったけど、大丈夫だった?」
と友人にたずねた。
友達は、ポカーンとしている。やはり、夫婦生活が長くなると特別な日でもなくなるようだ。
「いや、旦那さん」と言うと
「あー ほんまや。でも、なたねには、あるで!」
と、なんと私にお土産! バレンタイン限定のピンクの缶だそう。

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もらって、
あー 私田舎に住んでる
と意識した。
この素敵な缶が手に入らないから、そう思ったのではない。

かつて関西に住んでいた頃は、「あそこのお菓子がおいしい」とか「限定の何々出た」とか、流行に疎い私にでさえ情報が自然に入ってきた。

でも、田舎にいると、ネットなどで情報を自らキャッチしにいかなければ、手に入らない。偶然おしゃれなお店の前を通りがかることもなく、昔ながらのお店か全国にどこにでもあるお店ばかり
(イオン、イオン、イオン、イオンがなければ生活が成り立たない。イオンのはしごをする時さえある)

定番の物を買い続ける生活。
もしかして、これはお菓子に限ったことじゃないのではないかと思う。スタイルや洋服や考え方、よっぽど自分で意識しないと自分を更新できない。

別に今のままでも、十分幸せ。人もやさしいし、家賃も安いし、のんびりしている。
でも、人生100年時代だとしたら、私はまだ半分も生きていない。
まだワクワクドキドキしながら、成長したいなぁと思う。

といっても、田舎で生活することは変えられないから、せめて自分は田舎に住んでるんだ!!ということを忘れないでいようと思う。ワクワクを探そう。その方が断然毎日がいきいきする。

久し振りに食べたひつまぶし。遠くから人が来ないと食べない。
「おいしー」と喜ぶ友達
「でしょー」
まるで私がつくったみたいに答える。
心と体が元気になって、免疫力アップ!

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たくさん話したあと、家に帰り、缶の蓋をあけた。

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やさしいバターの香りがふわっと漂う。
あまーくて上品な香り。この香りを忘れないでおこう。これがワクワクだ。

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縦に入っているクッキーがある!おしゃれなクッキーは縦にしてもいいんだね!

読んでいただきありがとうございます!一緒に様々なことを考えていきましょう!