長男の生きづらさ その後3

その後もいじめは続いており、帰宅後泣いて訴えてきた際は担任通してやり取りしていました。

しかし、2月に入って限界がやってきます。

担任の見えない所でお腹に結構な力でパンチをもらい、我慢して帰ってきて号泣。

話を聞いて担任へ連絡、、、
しかしタイミングが悪かった。
その日は金曜日で明日話し合う事が出来ず、そして月曜日はスキー学習。。。

月曜日のスキー学習の後、話し合いは設けられたが、、、やった本人は覚えてない。息子が先生に「なんでその場で言わなかったの?」と言われ、責められた気持ちになり、担任は息子の中で先生がいるから頑張れる存在だったのに、「なんですぐ言わなかった?」といつも言われ続けた事で不信感が発生。

先生は忙しそうだから、助けて欲しいとき、見てないし、言いに行くのも言いづらい。
↑本人の言葉です。

守ってくれる人が学校にいない。
暴力暴言が怖くて登校できなくなりました。

その後、担任は登校させようと毎日朝の欠席連絡の際は、担任を呼んで下さい直接話したいですと言われ、夕方は電話をしてくる。
一旦落ち着くまで休ませたいのに、あれこれ聞かれてこっちもストレスとなりました。

担任から、お母さんの頑張りで登校できるように、、、とか
不登校に対して思い詰めないで、、、とかとか

登校させたい先生の気持ちと、不登校でも息子の気持ちを守りたい私の気持ちで話しても疲れてしまう状態が続きました。

ニコニコで行けるなら行かせます。
行けなくなったから、困ってるのに登校を急かされてさらに困る。

あなたが息子に寄り添ってくれるのを止めたから行けなくなったと伝えたはずなのに、伝わらなかった。

息子は自分で判断できるって思ってます。私の頑張りとかは関係ないと思ってます。



担任と毎日話す中で、スクールカウンセリングの話を提案されたので、ダメ元で行く事にしました。

カウンセリングの日は、息子が先にカウンセラーと話して、その後子供なしで私と夫で話し合いをしました。

5年生になった当初、担任が変わって初めての個人懇談の際に、息子の生きづらさについて、病院へ通っていて、みんなに理解されない辛さがあります。という話をしていた事や今までのいじめの内容(暴力暴言)を伝え、今回不登校となったのは担任に守ってもらえないと思ってしまったのがきっかけだと伝えました。
全ての話から管理職を通しての話をしますと言われ、担任を越えての話が出来る事に安心したのを覚えてます。

その日の夕方、担任から電話あり謝罪がありました。
お気持ち分かっていなくてすみませんなどなど。
そして提案が、、、

息子の生きづらさの話をクラスメイトに話していいかというもの。

私は以前より息子が周りに理解されず辛い!でも学校へ行きたいというなら、担任に時間をもらい、教室に行ってクラスのみんなへ「息子はみんなの助けが必要な事」「ミスや聞き取りが苦手で、色んな事に悩みながら過ごしているので手を貸して欲しい」って伝えに行こうと思っていたため、快諾しました。

正直、裏目に出るかもしれない怖さがありました。

「じゃあ、バカなんじゃん」って
「なんで、特別扱いしなきゃならないの?」って
正直、本当に怖かったです。



先生が伝えてくれた内容

いじめっ子たちには、対面で息子はあなた達が怖くて学校に来れなくなった事、そしてお母さんも困っている、自分のお母さんがって考えると分かるよね?って話をしたそうです。

クラスメイトへも
息子は頑張ってもミスしてしまうし、何かに気を取られると全然聞こえなくなっちゃうところがある話をしてくれ、ウンウンと頷く子もいたようで、今まで分かってはいたけど、なぜ?がみんなの中で少し解けてくれたのかなと思いました。

それを聞いていた息子は泣きそうになりながら、耐えていたと後日教えてくれました。

クラスメイトへのお話の後の放課後、先生が息子に友達は誰?と聞いたそうで5人名前が出てきました。
そして、その子達を呼んで息子が何かされて言えないでいる時に助けてあげてくれないかと話してくれたそうです。
その子たちもいじめっ子たちの事を敵視しており、1人は「殺してやりたいくらいだ!」と。担任は言い過ぎと言ったそうですが、息子に取っては仲間に頼っていいんだって分かるキッカケにもなり、今は担任へとっても感謝しています。

仲間からの「何かあったら俺に言えよ」って、言ってくれた言葉はとっても心強かったようで、その翌日から何もなかったように学校へ行けていて、朝の不調もなく過ごせています。
普通が幸せだなって噛み締める日々です。

これから先も、人の力が必要な子だから上手なやり取りを学ばせてあげたいなと思う私なのでした。

長々読んで頂きありがとうございます。

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